【スクリーンで君が観たい Vol.2】ルックス、演技、歌声の三拍子!映画界の次世代プリンス、ニコラス・ガリツィン

【スクリーンで君が観たい Vol.2】ルックス、演技、歌声の三拍子!映画界の次世代プリンス、ニコラス・ガリツィン

映画と音楽をこよなく愛するライター・安藤エヌがこれまで鑑賞した作品の中でも特に自身の胸を射止めた「推し」を語る不定期連載。今回は、ルックス・歌声・演技力共に抜群のパフォーマンスを誇り、多くのファンを惹き付ける映画界のプリンス、ニコラス・ガリツィンだ。

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「ルックス良し、演技良し、歌声良し」の三拍子が揃う好きな俳優はいるかと聞かれると、何人かの顔が浮かぶのだが、中でも最近ブレイクしている若手俳優、ニコラス・ガリツィンが最近のマイブームだ。

彼のことを初めて知ったのはNetflix映画『ぼくたちのチーム(原題:Handsome Devil)』(2016)だった。主人公が在学する学校にやってくる転校生のコナーというキャラクターを演じているのだが、自分がゲイであることを誰にも話せず、自身のセクシュアリティをからかってきた人間と喧嘩が絶えず、それが理由で転校してきたというナイーヴな役柄だった。同じくゲイである主人公と恋愛関係には至らず、最終的に互いを認め合う友情を築き上げる非常に爽やかなアイルランド映画らしい作品で、そこで観た彼に私は俄然好感を持ったのだった(ちなみに唯一の配信元だったNetflixでの配信が終了してしまったので、今は観る術がないのが残念)。

次に彼を観たのは、Amazon Primeが制作・配信した『シンデレラ』(2021)だ。冒頭で「歌声よし」と言ったのは、この映画に出演するニコラスが歌を披露しているからである。おとぎ話であり古典的なロマンスである『シンデレラ』を大胆に現代ナイズし、ノリノリのミュージカル映画に昇華させている本作で、ニコラスは主人公・エラと恋に落ちるロバート王子を演じた。作中ではQueenの「Somebody to Love」やEd Sheeranの「Perfect」などの名曲をパワフル且つ完璧に歌い上げ、前述した『ぼくたちのチーム』で垣間見せていた歌の才能を余すことなく発揮している。

ここで私はニコラス・ガリツィンという俳優に陥落したのである。ハンサムで、王子顔で、なおかつ歌が上手い男のことを誰が嫌いになるだろうか。まだ鑑賞していないのだが、ニコラスが半裸でヴァイオリンを弾くシーンがあるとファンの間で話題になっている『ハートビート』(2016)も近々観たいと思っている。イケメンが半裸で?ヴァイオリン?どういう状況なのかがいまいち分からないけど、観ただけで御利益がありそうだ。

そんなニコラスだが、最新作はまたもNetflix配信の映画『パープル・ハート』。偽装結婚をした男女2人の心境がとある悲劇をきっかけに変化していく様子を描いた本作で、ニコラスは海兵隊員のルークを演じる。今回も心の奥深くに悩みを抱える役のようで、彼の苦悩や逡巡の演技がまた観られるのかと思うと期待に胸が躍る。

『パープル・ハート』は先月末より配信開始されているので、ぜひルックスだけでなく確かな演技力も兼ね備えている私の「推し」を観ていただけたら嬉しい。

安藤エヌ