【モデル別】SONYのαシリーズ、カメラ初心者が選ぶときのコツ

【モデル別】SONYのαシリーズ、カメラ初心者が選ぶときのコツ

1月27日、SONYから新たなミラーレスカメラ『α1』が発表されました。

発売は3月19日を予定しており、店頭予想販売価格は税込で約90万円。SONYの新しい挑戦が詰まったミラーレスカメラというだけあって、やはり攻めた価格設定になっています。

しかし、SONYは最新機種を発表していく一方で、古い機種は価格を下げて併売しています。そこで今回は、カメラ初心者の方がSONYのデジタル一眼カメラシリーズ『α(アルファ)』を購入するときのコツを、詳しく解説していきます。

5種類のモデルを一台に集約!SONY初のフラッグシップモデル『α1』

今までSONYには、メーカーを象徴するモデル(通称:フラッグシップモデル)がありませんでした。

その代わりに、SONYは①Basic②Resolution③Sensitivity④Speed⑤Compactという五種類のモデルタイプを設け、‘‘クリエイターが創りたいと思うものに見合ったカメラをセレクトできる’’という、独自のスタイルを貫いてきました。

先日発表された『α1』は、そんな五種類のモデルタイプを一台に集約した、ハイクオリティなプロカメラ。
革新的な性能がバランス良く融合した、まさに『THE ONE』という名に相応しいフラグシップモデルなんです。

(出典:©️Sony Corporation,Sony Marketing Inc.SONY カメラ本体 商品紹介ページ

『α1』が発売され、現在はフルサイズミラーレスカメラ(現行モデル全11種類)が予算や目的に合わせて選べるようになっています。そのため、最新機種には手が届かなくとも、少し前のモデルであれば購入できそうです。

SONYの‘‘αシリーズ’’、あなたはどれを選ぶ?

比較的リーズナブルな価格で購入できるようになった、αシリーズの現行モデル。ここでは初めてSONYのカメラを買う方も迷わずセレクトできるよう、主な人気モデルの長所やコンセプトを詳しく解説していきます。

①『α7』

‘‘フルサイズを全ての人に’’というコンセプトを元に作られたモデル。残念ながら現在は生産終了となっていますが、中古品であれば現在も出回っているため、価格を抑えて購入したい人におすすめです。

②『α7 II』

世界初のフルサイズミラーレス一眼カメラ・α7の発表から約四年後、二代目として『α7 II』が発表されました。α7 IIは世界初のフルサイズ対応、また五軸ボディ内手ブレ補正搭載の一眼レンズとして、非常に多くの話題を集めました。
ボディ内ブレ補正機能が搭載されているので、様々なレンズでも手ブレを防止することができます。初めてカメラを購入する方にもおすすめしたいカメラです。

③『α7 III』

しかし、その後登場した『α7 III』は、それをも上回る登裏面照射型CMOSセンサー搭載、また画質の向上にも注力し、最高約10コマ/秒高速連写、高速かつ高精度なAFを実現しています。

瞳を逃さないAF(オートフォーカス)と、有効約2420万画素の充分な画素で、ポートレートからスナップショットまでマルチな才能を発揮。高解像度の4K動画も撮影可能で、まさにオールラウンダーと言って良いでしょう。

④『α7C』

α7 IIIを元に開発されたモデルが、昨年発売された『α7C』。α7Cは自分に向けられるバリアングル液晶を持ち、動画性能を上げたα7 IIIのコンパクトモデル。価格を抑えてレンズを揃えたい場合には、併売されている『α7 II』がおすすめです。

④『α7R III』

高画素(‘‘Resolution’’)ながら、高感度耐性も優秀で使いやすい一台。

有効約4240万画素の高解像、 最高約10コマ/秒高速連写、高速・高精度AFと、必要な機能が十分揃っており、大きなポスター印刷に使うなど、画像のトリミング作業が多い方に適しています。

③『α7R IV』

世界初の有効約6100万画素と着実に進化しており、この高画素ながらα7R IIIと同じく最高約10コマ/秒高速連写、高速・高精度AFを可能にしています。

価格を抑えて高画素を楽しみたい方には、α7R IIであれば比較的安価で購入できますよ。

④『α7S III』

わずかな光源のもとでも撮影できるように、高感度(‘‘Sensitivity’’)で、映像用途に特化したモデル。

最大120pのハイフレームレート動画を、4K解像度でカメラ内に記録。また、最大5倍のなめらかなスローモーションにより、エモーショナルな映像を表現できます。

その他にも、手持ち撮影を強力にサポートするアクティブモードなど、映像クリエイターの感性に寄り添ったモデルです。映像作成に振り切った、尖りのあるモデルのため、画素数は有効約1210万画素と少なめの仕様。静止画のトリミングを頻繁に行う方は少し注意が必要です。

⑤『α9 II』

最高約20コマ/秒(‘‘Speed’’)のブラックアウトフリー連続撮影、最大60回/秒の演算によるAF/AE追随と、まさに動きの激しいスポーツを撮るために生まれたプロフェッショナルモデル。

従来の電子シャッターは高速連写が撮影できる反面、素早い動体を撮影する際には歪みや露出ムラが生じやすかったのですが(iPhoneで走行中の電車を連写すると歪んだり、しましまの光が入る現象です)、α9 IIは、そんな歪みや露出ムラをセンサーの技術力で最大限抑え込んだカメラです。

素早い動きも確実に捉え続ける高性能カメラであることから、プロスポーツ業界の撮影界隈でも注目を浴びているモデルです。

用途に見合ったモデルを選んで、カメラをもっと楽しもう

いかがでしたか?

SONYのαシリーズは多様性に富んでおり、比較してみると面白いですよね。

二世代目のモデルまではバッテリー容量が少なめですが、その分リーズナブルな価格で購入することができます。反対に、思う存分撮影を楽しみたい!という方は、三世代以降のモデルから選ぶと良いでしょう。

筆者個人の意見としては、最初のカメラを選ぶならセルフィーと動画撮影の両方を楽しめる、Compactモデルの『α7C』を推奨しますが、プロカメラマンを目指す人なら高画素モデルの『α7R III』、もしくはBasicモデルの『α7 III』がおすすめです。

また、プロスポーツなど動きの早い動体を撮影するなら『α9 II』、動画制作用に使う場合は『α7S III』などといった選び方をすると良いでしょう。

それぞれの用途に合わせた選び方で、ぜひ充実したカメラライフを楽しんでくださいね。

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