Triaxisの真空管について その②「GrooveTubes GT-12AX7R2」

前回の続きです。

ネットで調べたりしていると、GrooveTubesのGT-12AX7R2がいいと言う記事をいくつか見つけました。
オフィシャルサイトを見てみると、「豊かな低音」、「ワイルド」とか書かれている。
※なんと数年ぶりにサイトを見てみたら『販売終了』となっているではないか!

そしてある掲示板では、Triaxis使いとして有名な某D氏もこいつを使っているとかなんとか、、、
噂の真偽は置いておいて、一度試してみる価値はある。
1本2~3000円程度だったと思いますが、初段用とLD2 DRIVE用に2本購入してみました。

ちなみにこのGrooveTube社ですが、自前で真空管を生産しているわけではなく、真空管を他から仕入れて、独自の規格で選別し販売している会社です。
※この会社、サイトでほとんどの製品が販売終了となっているが、最近どうなっているのだろうか。
本国のOfficialのサイトのURLを叩くとFenderのページに飛ばされる。。。
買収されたのでしょうか。
詳しい方教えてください!

そして今回のGT-12AX7R2は、「Sovtek 12AX7LPS」の選別品とのことです。

当然、Sovtek 12AX7LPSをそのまま買うよりは高くつくのですが、
以前も書いたとおり、真空管は個体差がものすごく大きく、同じ種類のものでも出力にかなり差があるのが普通です。
この差が結果的にあたりはずれを感じてしまう大きな要因となるのですね。
ですので、多少単価は上がってもこういった選別会社の製品を買うのは、それなりに有効なのかと。

さて肝心のサウンドなのですが、真空管探訪1発目ということもあり、何とも言えないというのが正直なところでした。
当然、もともと付いていた純正管が既にヘタっていたのは事実で、入れ替えた結果、音に張りが出ていい感じにはなりました。
ただ、先日のEi管のような感動は得られなかったんですよね。

音が太くなったようなのは確かなんですが、クリーンサウンドとのバランスが悪くなったような気がして。。。
それまでの設定でクリーンを弾くと、明らかに歪んでしまう。
じゃあ、とゲインを下げると歪みはなくなるのですが、比例して音量も小さくなり、結果的に歪チャンネルとのバランスが悪く、と扱いが難しい状況に。

100Wのパワーアンプを使うと違ってくるのだろうか。
確かに今使っているのは50Wなので、ヘッドルームの関係で歪みやすくなるのは確かです。

と、気になるところばかり論ってしまいましたが、歪みに迫力が出て気持ち良いのは事実です。
それにヘタった真空管よりはよっぽど良い、ととりあえずこの管を使ってみることにしてみました。
当然、設定を微調整すれば、もっといい感じになりましたしね。

ということで、このGT-12AX7R2をしばらく使うことになるわけである。

けち臭い私が、そのうち非選別品のSovtek 12AX7LPSを買うようになっていたのはここだけの話、、、、
運よくハズレに当たらなかったのか、個人的にはGrooveTubes選別品とそれほど変わらない印象を受けました。

その③へつづく

安田尊