手ブレなし、夜間撮影も楽々!SONYの世界最小・最軽量カメラ「α7c」実写レビュー

手ブレなし、夜間撮影も楽々!SONYの世界最小・最軽量カメラ「α7c」実写レビュー

近年ではiPhoneなどのスマートフォンも、カメラの画質や使いやすさが年々向上しています。しかし、どうしてもスマートフォンのカメラではイメージセンサーが小さいため、ボケが少なく平坦な絵になってしまいがち。よりアーティスティックに魅せるためにも、レンズが交換式でセンサーサイズの大きい一眼レフカメラや、ミラーレスカメラの導入がおすすめなんです。

そもそもレンズ交換式カメラは、イメージセンサーが小さい順から、「マイクロフォーサーズ→APS-C→フルサイズ」と分かれています(イメージセンサーサイズが大きくなればなるほど、光の集め方の効率が良くなります)。レンズ交換式カメラは、幻想的なボケが作りやすくなったり、暗い場所でのノイズを抑えられたり、階調が豊かになったりと様々なメリットが組み合わさって、写真や動画の質がグンと良くなります。

ただ、センサーサイズが大きくなればなるほど本体のサイズも大きくなってしまうもの。しかし、以前にも紹介したSONYの新機種「α7C」は、世界最軽量のコンパクトサイズかつ、フルサイズセンサーを搭載した高機能カメラなんです。

今回は、筆者が実際にα7cを使ってみた感想を踏まえながら、詳しくレビューしていきたいと思います。

世界最小・最軽量!次世代のコンパクトカメラ「α7c」の魅力をレビュー

光学式ボディ内手ブレ補正機能を搭載したミラーレス一眼カメラのα7cは、非常にコンパクトなサイズ感が特徴的。さらに外見もクラシックカメラのようで、女性も手に取りやすい可愛らしい印象です。キットレンズのセットには、28〜60mmのズームレンズが付属しています。このレンズも約167gという驚異的な軽さを誇っており、α7C本体と合わせても約676gしかないので、持ち運びしやすい点も魅力のひとつ。

さらに、5.0段分の補正効果を実現する「光学式5軸ボディ内手ブレ補正」を搭載しているため、シャッタースピードを遅くしても綺麗に写せます。従来のカメラでは少々敷居が高いと思われていた、手持ちでの夜景撮影も気軽に挑戦できますよ。

α7C+SEL2860で撮影後、 Lightroomで編集したもの。キットレンズとの組み合わせで、夜のライトアップも綺麗に撮影できました。

 

こちらもα7C + SEL2860で撮影後、Lightroomで編集。フルサイズなだけあって、キットレンズの少し暗いレンズでもボケが綺麗に出ます。

通常このクラスのカメラを購入している方だと、レンズは別途カスタムするというケースが多いですよね。しかしα7Cのキットレンズは、軽量ながら写りも申し分ないので、使ってみると楽しいですよ。

また、人物や動物を撮影する時に有効な「瞳フォーカス機能」が搭載されている点もおすすめのポイント。さらにバリアングルタイプの横開き背面モニターのおかげで自撮りはもちろん、地面スレスレにカメラを置いたダイナミックな撮影もでき、撮りたい絵をそのままカメラに収められます。

また、動画性能についても遅回し/早回し撮影ができるスロー&クイックモーション機能が搭載されています。そのため、従来のカメラでは表現できないユニークな動画を撮ることができそうですよ。

コンパクトサイズが懸念点になることも?

そんな世界最小・最軽量の手軽さが魅力的な「α7C」ですが、そのコンパクト感故に大きなレンズを装着すると、レンズの方に重心が傾いてしまうのでアンバランスに感じることも。また、グリップが浅いので小指が余ってしまい握り込めない分、大きなレンズだと片手でホールドするのが大変に思う人もいるでしょう。

ただ、撮影時にSDカードを2枚差し込めるので、メインはRAWで撮影して編集用に使い、もう1枚は即納品(もしくはバックアップ用)と分けられるメリットもあります。そのため、上述した2点さえ慣れてしまえば、仕事用としても難なく使いこなせそうです。

まとめ

実は「α7C」の兄弟機種で、「α7 III」という名機もあります(筆者も愛用しています)。

α7 IIIはボディがα7cよりも少し大きく、SDカードを2枚差し込むことが可能。また、カスタムボタンも豊富なので、写真撮影がメインであればα7 IIIをおすすめします。ですが、被写体中心の撮影が多いという方は、オートフォーカスに長けていて動画撮影も得意なα7Cがおすすめです。

筆者はシャッターフィーリングも楽しみのひとつ。なので、毎日持ち出すスナップ用にα7Cを、本格的な撮影を行う際にはα7 III(もしくはレンズ違いで両方)と、贅沢な使い方をして楽しんでいます。

用途に見合った楽しみ方で、是非充実したカメラライフを楽しんでみてくださいね。

 

それでは皆さま、良い音楽ライフを。

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