書家である前田鎌利と、ノイズ・ロック・バンドのmojaが、11月17日（日）に桜台poolにて前代未聞のフロア・ライブ『KAMARI × moja』を行うことがライブ制作集団「LTR」より発表された。
現在、週刊少年ジャンプ連載『逃げ上手の若君』にて揮毫（きごう／筆を用いて書くこと）した書の提供などでも若年層にも広く知られる前田鎌利氏が、新たなパフォーマンスとして挑むのが「音楽」というフィールドだ。
書をビジュアルだけでなく、音としても残すという新境地。これは筆にマイクを仕込み、揮毫する音を拾う。さらにアンプで増幅させたエフェクティヴなサウンド・アートを連続させることで音楽というエンターテイメントに昇華させる試みなのである。言うなれば「グラフィック（graphic）」＋「エレクトロニカ（electronica）」＝「グラニカ（granica）」という新ジャンルである。これは書に限らず、絵でも通用するだろう。
この先鋭的かつ実験的な企画を、今年初めにシアトルの世界的人気ラジオ番組である「KEXP」でも取り上げられた日本人グループ、mojaとコラボレーションする。KEXPに取り上げられた日本人アーティストといえば、おとぼけビ〜バ〜や春ねむりが挙げられるが、mojaは知名度こそ少ないものの全く引けを取らない爆裂なサウンドとステージングに定評がある。
そのmojaという世界標準以上の爆裂バンド・サウンドと、前田鎌利による書の新境地「グラニカ」が熱を帯びて交錯する、世界最高峰のインディー・ロックの爆宴『KAMARI × moja』。桜台poolという実験空間によって限定人数でのプレミアムなショーが披露される。これは見逃せない。
<h2>EVENT</h2>
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LTR presents『KAMARI × moja』
日程：2024年11月19日（日） 
会場：桜台pool
[第1部] 
14:30 open 
15:00〜16:30（黒） 
18:00 第1部終了
[第2部] 
18:30 open 
19:00〜20:30（赤） 
22:00 撤収
[料金] 
第1部・第2部のみ：¥3,000（+1drink） 
通し：¥4,000（+1drink）
[出演] 
前田鎌利 
moja
書（カリグラフィー）や絵にはサウンドが伴う。紙やキャンバスなどに筆やインクを落とす際に音はどうしたって発出する。しかし無音であり、時間を伴わないようなカテゴリーに仕分けられてしまう。額装されて壁面に飾られてからが完成のように日ごろから刷り込まれているが、果たして本当にそうだろうか。
ライブ・ペインティングとしてわざわざ「ライブ」と冠さなくても本来ペインティングという現在進行形の言葉は十分にライブの筈。
本企画はそのような書に対する思い込みに問いかける、というより書き殴り込む一大エンターテイメントである。よくある音楽に合わせて絵を描くようなコラボレーションではない。前田鎌利による書そのものから発せられる鋭い音の振動、緊張と興奮がオーディエンスの皮膚から五臓六腑を駆け抜けるのである。
そしてノイズ・ロックの旗手として世界のフェスというフェスを一見にも言葉を超えて熱狂させるmojaの爆音がフロアを揺らし続ける。静と動とはよくいうが、こちらは鋭と爆という強烈なコントラストでライブの定義を塗り替える。
この本来アーティストと呼ばれる者たちが持つべきインディペンデントな創作意欲を掻き立てるパフォーマンスは海を超えて、様々に点在されるジャンルという常識的な境界線を破壊し続けるだろう。その記念すべきプレミアムなステージが桜台poolにて限定70名で披露される。
Webサイト： 
<a href="https://livetribe.my.canva.site/kamarixmoja" target="_blank" rel="noopener">https://livetribe.my.canva.site/kamarixmoja</a>
チケット購入： 
<a href="https://tiget.net/events/344232" target="_blank" rel="noopener">https://tiget.net/events/344232</a>

前田鎌利とmojaによるフロア・ライブ『KAMARI × moja』開催、11/17に桜台poolにて

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前田鎌利とmojaによるフロア・ライブ『KAMARI × moja』開催、11/17に桜台poolにて

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