musit編集部と所属ライターが不定期で更新するコラム・雑談・近況報告。ライターのプライベートや編集部の裏側が見えたり、見えなかったり…。
<div id="toc_container" class="no_bullets">INDEX<ul class="toc_list"><li><a href="#i">劇場がくれる「出会い」の奇跡</a></li><li><a href="#i-2">編集部・星野より</a></li></ul></div>
<h2 id="index-0">劇場がくれる「出会い」の奇跡</h2>
◯文＝安藤エヌ
今週の編集部便りを担当する、安藤エヌです。
先日、日比谷シャンテで映画『アフター・ヤン』を観てきたのですが、一週間が経とうとしている今も映画のことを考えて余韻に浸っています。どれだけ思いに耽っているかといえば、おそらく今年観た映画の中でベスト5に入るのではないかと思うほど。そういった映画に劇場で出会えることは映画好きとして至高の体験であり、自分の感性に引っかかる映画を求めて日々作品を観ることに、改めて大きな意味を見出しています。
今回、劇場でこの作品を観れたことはこの上なく贅沢で素敵な体験でした。今までで私が同じことを感じた映画が数作品あり、中でも2015年に公開された映画『キャロル』を観た時のことはずっと忘れられません。電車で2駅ほどの商業施設にある映画館のレイトショーで観たあと、あまりの余韻の深さに誰もいなくなったショッピングモールで1人立ち尽くしさめざめと泣いていたのを、今でも鮮明に思い出します。あの時の体験は年老いても忘れないだろう──そう思いながら、ホットコーヒーを片手に人のまばらなシアターで観たあの映画、新宿のミニシアターで観て熱い涙を流したあの映画──と、思い出の中の映画たちにそっと語りかけたくなるこの頃です。
<h2>編集部・星野より</h2>
今週水曜は某収録で某現場仕事でした。ちょうど一年前に始めた企画で今回が4回目でしたが、未だに緊張感はありつつ少しは企画進行として役割を為せてるのかな〜なんて思ったりしている所です。12/17のイベント『Branch』にも通じる点ですが「musitでしかやらんやろ」みたいなブッキング、それもただ各々の趣味嗜好を持ち寄るのではなくどこか不思議と両者引かれ合うよね、みたいなものを理想に掲げながら構想を重ねています。
▼ということで12/17（土）実施の『Branch』、是非来てくださいね〜！
<img loading="lazy" class="aligncenter wp-image-20697 size-full" src="https://storage.googleapis.com/stateless-musit-net/2022/11/1343e7b8-branch-scaled.jpg" alt="" width="1810" height="2560" />
チケットURL： 
<a href="https://tiget.net/events/210237" target="_blank" rel="noopener noreferrer" class="broken_link">https://tiget.net/events/210237</a>
いや、あとはこの企画を無事こなすだけ…と思っていましたが取材やレポ案件が重なり読んで字の如く師走らしい月になりそうです。今書いてるのは18日金曜の朝ですが、今日はこのあとロンドン在住の友人兼ライター・Kaede氏と年内最後の取材も（現地は朝4時前）。<a href="https://musit.net/music/interview/19286/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">BC,NR</a>も<a href="https://musit.net/music/interview/19668/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">Squid</a>も彼が参画してくれたからこそ実現できたインタビューなので本当に心強い友人です。今回もご期待ください。
＊　＊　＊
<h3>2022/11/14〜2022/11/18の公開記事</h3>
・<a href="https://musit.net/music/interview/20740/" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><span data-sheets-value="{"1":2,"2":"【インタビュー】「ほかの誰にも真似できない、最高のプレイを」──ハドソン・モホークが語る、クリエイティブで挑戦的な音楽理論"}" data-sheets-userformat="{"2":813,"3":{"1":0},"5":{"1":[{"1":2,"2":0,"5":{"1":2,"2":0}},{"1":0,"2":0,"3":3},{"1":1,"2":0,"4":1}]},"6":{"1":[{"1":2,"2":0,"5":{"1":2,"2":0}},{"1":0,"2":0,"3":3},{"1":1,"2":0,"4":1}]},"8":{"1":[{"1":2,"2":0,"5":{"1":2,"2":0}},{"1":0,"2":0,"3":3},{"1":1,"2":0,"4":1}]},"11":4,"12":0}">【インタビュー】「ほかの誰にも真似できない、最高のプレイを」──ハドソン・モホークが語る、クリエイティブで挑戦的な音楽理論</a>
・<a href="https://musit.net/music/disc-review/20708/" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><span data-sheets-value="{"1":2,"2":"世界で最もタフなアーティストであることの証明──テイラー・スウィフト『Midnights』"}" data-sheets-userformat="{"2":829,"3":{"1":0},"5":{"1":[{"1":2,"2":0,"5":{"1":2,"2":0}},{"1":0,"2":0,"3":3},{"1":1,"2":0,"4":1}]},"6":{"1":[{"1":2,"2":0,"5":{"1":2,"2":0}},{"1":0,"2":0,"3":3},{"1":1,"2":0,"4":1}]},"7":{"1":[{"1":2,"2":0,"5":{"1":2,"2":0}},{"1":0,"2":0,"3":3},{"1":1,"2":0,"4":1}]},"8":{"1":[{"1":2,"2":0,"5":{"1":2,"2":0}},{"1":0,"2":0,"3":3},{"1":1,"2":0,"4":1}]},"11":4,"12":0}">世界で最もタフなアーティストであることの証明──テイラー・スウィフト『Midnights』</a>
・<a href="https://musit.net/columns/20802/" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><span data-sheets-value="{"1":2,"2":"暗がりを彷徨う「迷子のソウル」たちへ──ピクサーが送る愛に満ちた人間讃歌『ソウルフル・ワールド』"}" data-sheets-userformat="{"2":575,"3":{"1":0},"4":{"1":2,"2":16167531},"5":{"1":[{"1":2,"2":0,"5":{"1":2,"2":0}},{"1":0,"2":0,"3":3},{"1":1,"2":0,"4":1}]},"6":{"1":[{"1":2,"2":0,"5":{"1":2,"2":0}},{"1":0,"2":0,"3":3},{"1":1,"2":0,"4":1}]},"7":{"1":[{"1":2,"2":0,"5":{"1":2,"2":0}},{"1":0,"2":0,"3":3},{"1":1,"2":0,"4":1}]},"8":{"1":[{"1":2,"2":0,"5":{"1":2,"2":0}},{"1":0,"2":0,"3":3},{"1":1,"2":0,"4":1}]},"12":0}">暗がりを彷徨う「迷子のソウル」たちへ──ピクサーが送る愛に満ちた人間讃歌『ソウルフル・ワールド』</a>
・<a href="https://musit.net/columns/20856/" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><span data-sheets-value="{"1":2,"2":"【紀行】編集部・對馬の北海道出張 part.1／札幌でRingo Deathstarrを観た！"}" data-sheets-userformat="{"2":831,"3":{"1":0},"4":{"1":3,"3":2},"5":{"1":[{"1":2,"2":0,"5":{"1":2,"2":0}},{"1":0,"2":0,"3":3},{"1":1,"2":0,"4":1}]},"6":{"1":[{"1":2,"2":0,"5":{"1":2,"2":0}},{"1":0,"2":0,"3":3},{"1":1,"2":0,"4":1}]},"7":{"1":[{"1":2,"2":0,"5":{"1":2,"2":0}},{"1":0,"2":0,"3":3},{"1":1,"2":0,"4":1}]},"8":{"1":[{"1":2,"2":0,"5":{"1":2,"2":0}},{"1":0,"2":0,"3":3},{"1":1,"2":0,"4":1}]},"11":4,"12":0}">【紀行】編集部・對馬の北海道出張 part.1／札幌でRingo Deathstarrを観た！</a>

musit = The MUSIC you want is IT. 音楽にまつわる様々なコンテンツを通して、あなたに「新しい発見」を届けるWebマガジン。お問い合わせはDM or コンタクトページまで。

musit編集部

【編集部便り】思い出に蘇る名画『アフター・ヤン』『キャロル』が残した余韻

日芸卒フリーライター。「生きづらさと愛を書く」をモットーに音楽、映画、マンガなどの分野で執筆活動中。主な掲載先はrockin’on、リアルサウンドなど。

安藤エヌ

Article

【編集部便り】思い出に蘇る名画『アフター・ヤン』『キャロル』が残した余韻

writer

editor

Related