【スクリーンで君が観たい<番外編>】これぞイケメン・パラダイス!あの洋画俳優が男子高校の生徒(教師)になったら…

【スクリーンで君が観たい<番外編>】これぞイケメン・パラダイス!あの洋画俳優が男子高校の生徒(教師)になったら…

愛してやまない映画俳優たちの魅力をラフな語り口で紹介してきた本連載だが、今回は番外編として、よりファニーで映画を愛する紳士淑女に楽しんでもらえることうけあいの話をしたいと思う。

して、読者の皆様は想像したことがあるだろうか。レッドカーペットを闊歩するお気に入りのスターや、大好きな映画に出演する愛すべき俳優が、職場や学校にいたらどんな感じだろう……と。私はそういった妄想をするのが三度の飯より好きなので、先日も映画好きの友人たちと「洋画俳優しかいない学園を作ろう」という話で大いに盛り上がり、顔にパックをしながら恋バナをするOLよろしく深夜までやいのやいのと話し込んだのだった。

そうしてできあがった、私たちの、私たちによる、私たちが作った「学園天国」を、今ここで紹介したいと思う。

* * *

まず、その学校は男子校である。ハンサムな若手俳優が生徒として通っており、日がな教室で思い思いに学園生活を楽しんでいる。手始めに私たちは、生徒が座る席の位置について話し合った。

 「ロバート・パティンソンは?」

「彼は絶対窓際。いつもどこか遠くを眺めてる」

 ロバートといえば最近だと『THE BATMAN-ザ・バットマン―』(2022)で主演を務めたのが記憶に新しい。あの陰を背負った感じが、まさに「窓際の貴公子」に相応しいと満場一致で意見が合った。

 「うしろからちょっかいかけられたいのは……」

トム・ホランドかタロン・エガートン! プリント用紙を渡す時に突かれたい!」

トムホの愛称で若い女子から支持を得ているトム・ホランドは言わずとしれたMARVELの『スパイダーマン』シリーズに出演している。天真爛漫さに加え、「世界の孫」という異名を持つ彼だからこそ、その愛くるしい笑顔でちょっかいを出されたい人間はこの世にごまんと存在するだろう。

そしてタロン・エガートンも若手俳優として揺るがぬ人気を誇る「犬系男子」だ。『キングスマン』シリーズでコリン・ファース演じるハリーを慕い、うしろをとと、とついていく姿はまさに犬! そんな彼にじゃれつかれたい願望はおおよその映画ファンにおける共通感情であろう。

 「廊下側は誰だろう、ほかのクラスの生徒とも絡んでそうな陽気キャラといえば」

「まぁ、トムホやタロンは固定メンバーとして、キット・コナーやカラム・ターナーも『何してるの〜?』って輪に入っていきそうだよね」

この2人は本連載でも詳しく取り上げているので、そちらを参照いただきたい。どちらもタロンやトムと同じ「犬系男子」としての愛嬌があり、愛されキャラとしての位置を不動のものにしている。学園祭などの行事をする時に率先して何かをやろうとしたり──ちなみにクラス劇で王子役に抜擢されるのは「プリンス・オブ・ハリウッド」ことティモシー・シャラメである──体育祭で驚異の身体能力を披露して目立ったりするポジションには、彼ら「We are clever dog(僕たちは賢い犬)」チームが当てはまるだろう、ということだ。

また、音楽の授業では持ち前の歌唱スキルを活かしてオーディエンス(先生含む)をあっと言わせてほしいコンビがいる。アンドリュー・ガーフィールドとタロン・エガートンだ。アンドリューは2021年公開の映画『tick,tick…BOOM!:チック・チック…ブーン!』で、タロンは2016年公開『SING/シング』、2021年には続編である『SING/シング:ネクストステージ』でそれぞれ美声を披露しているので、音楽の授業でもその才能を余すところなく発揮してくれるだろう。

余談だが、タロンについては私もファンとして彼を推したい気持ちが溢れんばかりなので、次回以降の連載でも詳しく書きたいところである。

 ほかにも、

 「体育祭でいがみあってほしい先生は?」

ヒュー・ジャックマンとヘンリー・カヴィルに『今年はうちのチームが勝ちますので』って言い合ってほしい」

「保健室の先生は?」

ベン・ウィショーがいい。優しくて机の上にテディベア置いてそう。新米教師のエディ・レッドメインと一緒にお昼食べてたら可愛い」

 ……などなど、話が尽きないほどめくるめく妄想が繰り広げられ、チャットがお開きになったのは深夜3時頃だった。

映画ファンの皆様には、ぜひ自分だけの「映画俳優学園」を想像してもらいたい。そしてそっと耳打ちで、学園の模様を教えてほしい。きっと「分かる~!」と膝を打ち、パーティーさながら盛り上がること間違いなしだろう。

musit編集部