【musit独占インタビュー】ルルネージュ・渡辺樹莉が抱く<弱さの中にある強さ>

【musit独占インタビュー】ルルネージュ・渡辺樹莉が抱く<弱さの中にある強さ>

先日公開した「【まさに令和の光る真珠♡】5人組”超”個性派アイドル・ルルネージュの魅力とは!?」、もう読んでいただけたでしょうか?

今回はルルネージュで唯一<アイドル>と<シンガーソングライター>という2つの顔を持つメンバー・渡辺樹莉さんのソロインタビュー。
人一倍の熱量を持ち、常に多くの人の心を惹きつける樹莉さん。自身でも”熱血人間”と称するほど、熱意を絶やさず活動を続ける彼女ですが、一体どのような道をたどってきたのでしょうか?

さらに、樹莉さんソロとしての新曲『7↓8↑(読み:ナナハチ)』の制作秘話も…。
アイドルとして、シンガーソングライターとして、そして一人の女性として、成長を止めない彼女の真っ直ぐな想いが語られたインタビューになりました。

最初はアパレル店員になろうと思ってた

樹莉さん、本日はよろしくお願いします!まずは簡単に自己紹介をお願いします。

はい!ルルネージュの渡辺樹莉です。年齢は22歳で、千葉県出身です!
家族構成は父、母、姉の4人家族です。お姉ちゃんは昔から好きなものが正反対で、顔も全く似てなくて…一緒に買い物へ行っても店員さんに「友達ですか?」って疑われるレベル。ケンカもしょっちゅうしますよ(笑)でもアイドルを始める前までは、家族で出かけることは多い方だったと思います。

ルルネージュに加入するまでの経緯を教えてください。

高校3年生のときに芸能オーディションを受けたのがきっかけです。
周りが進学先とか就職先とかを決めていく中で「自分が本当にやりたいことって何なんだろう?」ってずっと考えていたんです。小さい頃から歌手の道に憧れはあったんですけど、当時自分の周りに音楽をやってる人が全くいなくて。それこそ軽音楽部もなかった学校だったので、「音楽の道に進みたい!」ってなかなか言いにくい環境だったんですよね。

そのまま時間が経って、「もう音楽の道は諦めてアパレル店員になろうかな」って思い始めたんです。母がアパレルの販売員だったし、元々服は好きだったので。

でも、どうしても音楽の道を諦められなかった自分もいて。というのも、当時学校に人の悪口ばかりを言うグループがいたんですけど、私はそれがどうしても許せなくて、あるとき強く言ったことがあったんですね。結局負けてしまって、次の日から無視されるようになって「あ〜学校嫌だな」って憂鬱になっていたんですけど、そのときに励ましてくれたのが大好きな音楽だったので…。
高3になって、アパレル会社と連絡をとるようにしていたんですけど、それもなかなか。その頃に、当時の「音楽に助けられたから、やっぱり自分も音楽で誰かを助けたい!」っていう気持ちを思い出して、思い切って芸能オーディションを受けることにしたんです。

そのときに受けたオーディションが無事に合格して、芸能事務所に所属したのがアイドルとしての渡辺樹莉の始まりです。
だけど、私が芸能事務所に入った途端に、それまで無視してた人たちが急に「おはよう!」とか言い始めて(笑)人間のずるいところだな〜と思いましたね!(笑)

それまでにオーディション経験はあった?

ありました!最初は小学生の頃にモーニング娘。さんのオーディションを受けて、結局落ちちゃったんですけど、何とか最終までは残ったことがあります。
あとは、中学生の頃に乃木坂46さんも。根っからアイドルが大好きで、小さい頃に「将来の夢は?」って聞かれたら「アイドル!」って答えるぐらい、自分にとってアイドルの存在は大きかったんです(笑)


 

「アイドル=フリフリ」じゃなくていいんだ、って気付いた

実際アイドルになってみて、それまで想像していたイメージとのギャップはありましたか?

ありました、ありました!(笑)
というか、アイドルになる前は自分のキャラクター的に「自分にファンなんかつかないんじゃないか?」とすら思ってました。

でも実際アイドルになったら、元々アイドルに興味のなかった人が私のことを応援してくれるようになって。「あ、アイドルってフリフリだったり、ピンクばっかりの衣装じゃなくてもいいんだ」って気付けるようになりました。
自分が想像していたアイドル像って、本当に一部だったんだな〜って実感しましたね。

ルルネージュのお客さんはどんな人が多いんですか?

ルルネージュのお客さんは、本当優しさに溢れているんですよ!
アイドルのライブって初めての方にとってはやっぱり緊張するみたいで、中には扉の前まで来たのに怖くて帰っちゃう…という方もいるみたいなんです。でも、ルルネージュのお客さんはそういう方を見かけたらまず声をかける、っていうのを徹底していて。
古参だからって威張る方もいないので、「ルルネージュの現場ってなんであんなに居心地が良いの?」って私たちが聞かれることもあるくらいなんですよ(笑)

あと、チェキの受取日はファンの方同士で飲み会をすることも多いみたいです。
皆でお酒を飲みながら「やっぱルルネって最高だよね!」って語り合って、その日のことをツイートして…っていうのも結構見かけます(笑)
だからルルネージュって本当に<お客さんと共に愛されるアイドル>なんだなと実感しています。

ステキですね!ちなみに”きり中”の方(※樹莉さん推しのファンの総称)はどんな方が多いですか?

私のファンの方はそれこそ、ロックバンドを中心に聴いてきた方が多い印象ですね。
私はアイドルになったときから<アイドルとして活動したい気持ち>と<シンガーソングライターを続けたい気持ち>が両方あったんですけど、当時たまたま「シンガーソングライターの子いませんか?」って依頼があって、ライブに出させてもらうようになって。
そこから少しずつ経験を積み重ねて、お客さんも安定して来てもらえるようになって、今でも月イチでライブができているので…。私のお客さんは、私の音楽への熱意を感じ取って好きになってくれたのかもしれません。「コイツ、本気だな」みたいな(笑)

アイドルとシンガーソングライターを両立するってなかなか大変だと思うんですが、ファンの人の反応はどうでしたか?

最初は「樹莉ちゃんはシンガーソングライターのままの方がいいんじゃない?」っていう声が圧倒的に多かったんです。反対に、シンガーソングライターよりアイドルの方が向いてる、っていう声はひとつもなくて。

でも私にとって、テレビの中の存在は小さな頃からすごく憧れていたし、シンガーソングライターの活動をする上で<表現力を伸ばす>という意味でも、尚更自分がアイドルをやることに意義があるんじゃないかと感じていたんですよね。

両立を続けていくにつれて、次第に「二足のわらじで頑張ってるきりてぃが好きだよ」って言ってくださる方も増えてきて。結局「シンガーソングライターのままがいい」って言っていた方たちは、アイドルとしての私を見てなくて、第三者的な立場で言ってたんだろうなと思います。


自分の曲は<感情>で生まれる

次に、シンガーソングライターとしての樹莉さんについて質問です。まず、歌を本格的に始めようと思ったのはいつ頃ですか?

事務所に入ることが決まった頃からですね。カラオケとか、遊びとして歌うんじゃなくて<歌でご飯を食べていく>ことが決まってからはボイトレにも通うようになりました。最初は発声練習とかリズム感とかが全くなくて、「私なんでこんなにできないんだろう…」って毎日泣きながら練習してた記憶があります。

今現在の力強い歌声は努力の賜物なんですね。路上ライブを始めた頃のことについて教えてください。

路上ライブを始めたきっかけが、最初の事務所に入ってからすぐの頃に出演したイベントだったんです。<事務所所属のアーティストの中で、選ばれた子だけが出られる>イベントだったんですけど、なぜか当時まだギターも弾けないド素人の私が選ばれて…。
ライブの初回練習で、先生から「他の子は頑張って周りと差をつけようとしてるけど、あなたには何もないよね」って言われてしまって。だから(何も持ってないから)当日の出演順もトップバッターになることが決まっていたんですよね。

当日を迎えるまで、先生に言われた言葉が本当に悔しくて、見返そうと思って素人ながらにたくさん練習して。
その練習が功を奏したのか、当日は自分が呼べたお客さんの数と(次のイベントへの出演権をかけた投票での)投票数で1位を取ったんです。そしたら先生に「あなたをトップバッターにして良かった!」って言ってもらえて…。
でもやっぱりその後も練習で言われた言葉にずっとモヤモヤしてたので、周りと差をつけるためにギターを始めたんです。そこからある程度弾けるようになってからは、そのときの先生からイベントにたくさん呼んでもらえるようになりました。

最初の路上ライブは船橋駅でした。船橋駅って路上ライブに対して寛大というか、あんまり規制が厳しくないんですよ。
路上ライブあるあるなんですけど、やっぱり最初は全然立ち止まってもらえなかったです(笑)
だんだん回数を重ねていって、徐々に立ち止まって観てもらえるようになったときに「そろそろ東京でやってみよう」と思って新宿・目黒あたりでも歌うようになりました。

楽曲制作はどうやって進めていますか?

電車の中とかお風呂の中でフレーズや歌にしたい感情が湧き上がることが多いので、すぐ携帯のメモ帳やボイスメモに残せるようにしてます。今いくつあるんだろう…。

(携帯を見る)

あ、今663個あります!フレーズが(笑)
実際この中から曲になることも多いんですよ!曲作りに関しては、私の場合は曲より歌詞より<感情が先>。「この感情を歌にしたいな」って思ったら、とりあえずギター持ってみて、歌詞とメロディはほぼ同時進行かな。

歌詞を書くときは「絶対マイナスなイメージで終わらせない」っていうのをテーマにしています。私自身はスーパーネガティブ人間なんですけど(笑)、人には「頑張ろうよ」って前を向かせたいんです。
だから私の曲は、すっごい明るい曲っていうよりかは<弱さの中にある強さ>を歌ったものが多いかもしれないですね。

7月8日にリリースされた新曲「7↓8↑」はどういう風に生まれた曲ですか?

実は今回の「7↓8↑」は、アイドルになってから実際に経験したことを歌にした曲なんです。
ルルネージュに入る前のグループでは、自分が思い描いていた<アイドル=キラキラ>じゃない部分もたくさん見てきたので、そのときの感情を2、3年越しに歌にしました。

前のグループでは、そのグループの中で特に気に入られている子を他のメンバーが引き立てる方針だったんです。けど、私は他の子よりも少し歌えるっていう理由で、気に入られている子の近くに立たせてもらえるポジションにいて。

それが当時グループに大きく関わってくれた方にとっては、あまり好ましくなかったみたいで。やっぱり、グループの方針に背くことになってしまうので、当然といえば当然なんですけど…。私は真剣にアイドルとして頑張りたいけど、その方にとっては良い印象をもらえない。そんな状態で活動を続けるのは私としても不本意だと思ったので、すぐに「直せるところがあれば直したいです!」って直接聞きにいったんです。

そしたら、「渡辺さんは自分のことしか見えてないんじゃない?君は歌手になるのが本来の夢なのかもしれないけど、君の夢なんてどうでもいいんだよ」って突き返されてしまって。

<「お前の夢なんてどうでもいい」って 偉そうに偉い人が言う>

ルルネージュが結成してからは、アイドルもシンガーソングライターも自由にやらせていただけるようになったんですけど、当時の反骨精神みたいなものは今でも大事にしたいし、人にも届けたいっていう想いから「7↓8↑」が生まれましたね。


ルルネージュは<唯一味方がいる場所>

コロナの影響を受ける前と今、ルルネージュの中で何か変わったことはありますか?

パフォーマンス力はすごく上がったと思います!というのもルルネージュは自粛期間中、週に1回無観客配信をしていたんです。
それも<ただ続けるだけ>ではなく、終わった後は毎週反省会を開いて、「次はどうやったらもっとお客さんに喜んでもらえるんだろう?」っていうのをみんなで話し合っていたんですよね。

無観客って最初はどこを見ればいいのか分からなかったり、笑顔が不自然になってしまったりしてたんです。でも、ファンの方が以前撮ってくださったライブ映像を見返して「本当に嬉しいとき・楽しいときってこういう顔をするんだな」って思いながら研究を重ねていって。
だんだん画面の向こうにいるお客さんを楽しませられるライブができるようになったんじゃないかなと思います。

まさに<今できることをやる>姿勢、素晴らしいです。では、樹莉さんにとって『ルルネージュ』とはどんな存在ですか?

私にとってのルルネージュは、自分を高めてくれる場所。
シンガーソングライター・アイドルに関わらず、ライブで共演する人たちは基本的に皆ライバルだと思っていて。もちろん、仲良くしてくださる方もいるんですけど、それでもやっぱり友達ではないような気がするんですよね。

だけど、ルルネージュはその中で唯一味方でいてくれて、かつライバルでもいてくれる存在。
私自身が本当にネガティブで、一人だったらきっと悩みも不安も抱え込んじゃうと思うんです。でも、ルルネージュはメンバー同士が支え合って高め合いながら活動できているので、そういう意味では<唯一味方がいる場所>ですね。

最後に、今後の目標を聞かせてください!

すごく大きな目標を言うと、今よりもっと大きなステージでライブがしたい!それこそ東京ドームとか、日本武道館とか。
でもそれは<ただその場に立ちたいから>ではなくて、本当にそれぐらいの人数の人たちを幸せにしたい、っていう意味合いの方が大きいかな。むしろ、それが渡辺樹莉としてのひとつの目標なので。

これは大好きなUVERworldのボーカル・TAKUYA∞さんの言葉なんですけど、<口にも出せない夢は叶わない>っていうのが自分の座右の銘で。「もしかしたらダメかもしれない」って考えてしまうネガティブな自分がいるからこそ、言葉にして有言実行するしかない状況を作るようにしています。
だから私は絶対に熱量を変えることはないし、増えていく一方だと自分で思えるんです。なのでこれからもファンの方には常に頑張り続ける渡辺樹莉を見ていてほしい。お互いに熱量を与えあえる関係でいられたらいいな、って思っています!

インタビューを終えて

初めての取材であったにも関わらず、ひとつひとつ真剣にご自身の言葉で伝えてくださった樹莉さん。
自分自身を客観視し、長所も短所も『渡辺樹莉』としてさらけ出すからこそ、シンガーソングライター・アイドルの両方で日々大きく進化し続けているのでしょう。

また、<熱血>という部分も、樹莉さんの「自分で設定した目標は何としてでもやり遂げる」というストイックさから来るものだと分かり、私たちも見習わなくてはいけないと感じました。

次回は樹莉さんのプライベートや、気になるメンバー同士の共同生活についてのインタビューを公開!
こちらもお楽しみに。

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musit編集部