世界最小・最軽量!SONY α7Cのキットレンズ『SEL2860』とはどんなレンズ?【実写レビュー】

世界最小・最軽量!SONY α7Cのキットレンズ『SEL2860』とはどんなレンズ?【実写レビュー】

前回SONY α7Cのレビューでもご紹介したキットレンズ『SEL2860』ですが、先日ようやく単体での販売も開始しました。

今回は、高画質のフルサイズEマウント用標準ズームレンズ『SEL2860』の実写レビューを行っていきたいと思います。

毎日バックに入れて持ち運べる標準ズームレンズ

SEL2860は、フルサイズ対応の標準ズームレンズとしては世界最小・最軽量の167g。また、長さも45mmと持ち運びしやすく、日常的にカメラを使う方には打ってつけのサイズ感が魅力的です。

焦点距離に関しても、28〜60mmとスナップで使いやすい標準的な画角。高い解像性能を保ちながら、カジュアルに撮影を楽しめる点も特筆しておきたいところです。

※iPhone Xの標準カメラが35mm換算で焦点距離が28mmなので、SEL2860の広角端はiPhone Xのカメラと同等の画角です。
また、iPhone 12Proの望遠カメラが焦点距離52mm、iPhone 12ProMaxでは65mmとなっており、これらのデータ指標から、28〜60mmという焦点距離がいかに使いやすい画角であるかが分かるかと思います。

温かみと奥行きの両方を楽しめる撮影が可能

SEL2860の最大の特徴は、何と言ってもハイクオリティな描写性能。コンパクトなサイズながら、様々なシーンに応じた写真をレンズに収めることができます。

SONY α7C f5.0 1/160 28mm ISO 800 で撮影、Lightroomでレタッチ済

広角端で最短撮影距離が0.3m、望遠端で0.45mなのでテーブルフォトにも最適。後ろボケも柔らかく、温かみのある印象になります。

SONY α7C f9.0 1/160 60mm ISO100 で撮影、Lightroomでレタッチ済

逆光になると後方に若干フレアが出て、より柔らかい印象を与えてくれます

SONY ILCE-7C. f5.6 1/4  60mm ISO 1600 で撮影、Lightroomでレタッチ済

SEL2860は夜間撮影にもおすすめ。フルサイズセンサーと組み合わせることによって、夜景もこれだけ綺麗に収められます。

SONY α7C f9.0  1/4  43mm  ISO1000 で撮影、Lightroomでレタッチ済

こちらは少し甘い部分もあるものの、雰囲気は十分出ていますよね。

 

いかがでしょうか?ピントが合った部分はカリッと写りますし、ボケ感もまずまずといったところではないでしょうか。ズーム機能も兼ね備えているため、スナップ写真の幅も広がりますよ。

フルサイズ対応レンズとしては比較的リーズナブルな価格帯ながら、良い意味で期待を裏切ってくれるので、CPとしては非常に高いレンズだと思います。
また、レンズ自体のオートフォーカスの駆動音も静かなので、撮影した動画に余計な音が入ってしまう心配もありません。防塵・防滴に配慮した設計がされているため、小雨や屋外での過酷な撮影環境での使用にも最適。砂塵が舞う公園にも安心して持ち込めますよ。

SEL2860の注意点とは?

SEL2860は機能性に優れたコンパクトなズームレンズ。ですがその一方で、少し注意が必要なところも。

それは、レンズの明るさを示す‘‘f値’’が4〜5.6と少し暗い点。日中はあまり気になりませんが、夜間撮影の際にはシャッタースピードが遅くなりがちなので、写真にブレが生じやすくなります。ポートレートや物撮りで極端に背景をぼかす場合は注意しましょう。

なお、α7II以降の機種であれば、5軸手ブレ補正とフルサイズセンサーを搭載しているため、シャッタースピードを遅くすることも可能です。加えてフルサイズセンサーの恩恵もあり、60mm f5.6でも明るく、程良いボケ感のある写真が撮影できますよ。

まとめ

カメラ初心者にもおすすめのレンズ、SEL2860。コンパクトで撮り回しがしやすいため、日常的にスナップ撮影を行う方には是非押さえていただきたいレンズです。

α7Cのようなレンズ交換式カメラは、用途に応じてレンズを選べる点も魅力的。ある程度カメラに慣れてきたら、次のステップとして‘‘単焦点レンズ’’を購入するなど、撮りたい写真のイメージに沿ったレンズを手に入れてみてはいかがでしょうか。

自分に合った楽しみ方で、充実したカメラライフを楽しんでみてくださいね。

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