【バンドあるある】ライブが盛り上がらない…そんな時に伝説のライブバンド・マノウォーに学ぶ、「ライブの殺り方」

【バンドあるある】ライブが盛り上がらない…そんな時に伝説のライブバンド・マノウォーに学ぶ、「ライブの殺り方」

盛り上がってるかー! シーン…。一緒に歌おう! シーン……。この曲手拍子してもいいんだよ? シーン……。名前だけでも覚えて帰ってください(´;ω;`)ブワッ

ライブがスベッた時の悲しさたるや。ライブ終わりの楽屋なんて凹みすぎて死ねる。しかし、この悲しみはバンドマンなら誰しもが1回は味わうものだろう。

実際、内輪ではなく見ず知らずの客を心から楽しませるのは難しい。壁にぶつかり悩んでしまう人も多いのではないだろうか。そんな時は、伝説のライブバンド・マノウォーに学ぼう。正しいライブのやり方を。

マノウォーとは

「偽メタルに死を」。そんなスローガンを持ってベースのジョーイ・ディマイオを中心に結成されたバンドがマノウォーである。スローガンを聞けば一発で分かると思うが、ガチムチのメタル・バンドだ。そして、ある意味音楽以上に知られているのが、彼らの持つ伝説の数々。

マノウォーの伝説

--ジョーイ・ディマイオはレコーディング契約時に、自らの胸にナイフを突き立てその血でサインをした

--スコット・コロンバスが特注のドラムセットを使う理由は、普通のドラムセットを叩くとバラバラに壊れてしまうから

--マノウォー結成前、ジョーイが派手な演出をしたくてライブでパイロ(火薬演出)を使用したところ、火薬の量が尋常じゃなさすぎて(ジョーイいわく「KISSのパイロがマッチ棒に見える程度」)全身大火傷。3ヶ月の入院を余儀なくされたが、それをきっかけにパイロの勉強をし、ブラックサバスのパイロ技師になる。そこでギタリストのロス・ザ・ボスと出会いマノウォー結成。

などなど、ドラマチックなエピソードは枚挙に暇がない。そんな彼らは「世界一ラウドなバンド」としてギネス認定されるなど、ライブバンドとしても有名だ。

多分彼らは楽屋で泣いてなんかいないだろう。むしろ、パーティーをしているに違いない。そこで、どうやったらライブ終わりの楽屋がパーティーになるのか、マノウォーに学ぼう。ライブのやり方を。

マノウォーのライブについての名言

‘‘他のバンドは演るがマノウォーは殺る’’--「KINGS OF METAL」の一節

そもそも「やる」気が違う。

‘‘ライブでプレイすることの目的はただ1つ、人々の頭を吹き飛ばすことだ’’--『BURRN!』2007年5月

これは「ガチ」だ。

‘‘アンプのボリュームを下げるくらいなら死を選ぶよ’’--『BURRN!』1992年12月号

‘‘我々は、ツアーのために家を出た瞬間から武士になるんだ’’--『BURRN!』1998年11月号

‘‘プレイする時は全力でプレイし、その後パーティする時も全力でパーティする’’--『BURRN!』1998年11月号)

どんな時も圧倒的にガチ。

‘‘我々四人が常に一緒にいたら、ビルだって爆発してしまう’’--『BURRN!』1998年11月号

‘‘ベースを持つ時、私は心の中では三船敏郎になっているんだ’’--『BURRN!』1998年11月号)

三船敏郎になるくらいガチ。

‘‘(若手バンドに向けてアドバイスは?)武士道を学ぶこと’’--『BURRN!』2000年4月増刊号『METALLION 10』より

マノウォーに学ぶライブのやり方

以上。マノウォーのライブについての名言をお届けした。要するに、良いライブをするために大切なものは、「やる(殺る)気」「ボリューム」「武士道」……、そして「三船敏郎」である。ライブがいまいち盛り上がらないあなたは、ちゃんと心の中で三船敏郎になりきっていただろうか? 自問自答してほしい。

あまりにもガチすぎるマノウォー。メタルを普段聴かない人の中には、その発言やふるまいを「ダサい」と感じる人もいるだろう。しかし、音楽業界もネット全盛の今、わざわざライブでのし上がろうなんてことがそもそも時代遅れでダサいことなのだ。ならば、ライブハウスに来るお客さんはその狂気を求めているのではないだろうか。

 

狂え。染まるな。染め上げろ。

 

マノウォーがそうして伝説のライブバンドになったように。

中澤 星児