なぜ人はMr.Childrenの虜になるのか?5つの魅力を解説

なぜ人はMr.Childrenの虜になるのか?5つの魅力を解説

今日は、Mr.Childrenの魅力を楽曲と共に解説していきます。

音楽をやっている人で、影響されなかった人はいないのではないでしょうか?

ただし今回の記事は、完全に独断と偏見が詰まっているだけでなく、比較的近年のMr.Childrenをご紹介していきます。

今さら聞けない!Mr.Childrenってどんなバンド?

念のため、Mr.Childrenについて簡潔にご紹介しますね!
Mr.Childrenは、1989年に結成された4人組バンドで、メンバーは以下の通りです。

  • 桜井和寿:ヴォーカル/ギター/作詞/作曲を担当
  • 田原健一:ギター担当、愛称は「皇帝」
  • 中川敬輔:ベース担当、愛称は「ナカケー」
  • 鈴木英哉:ドラム担当、愛称は「JEN」

CD、めっちゃ売れてます。オリコン1位、獲りまくりです。

発表する曲全てが名曲です。

以上です。

魅力1.引き込まれる歌詞

Mr.Childrenの楽曲は、歌詞がとにかく秀逸!

韻を踏む言葉遊び満載の詞や、じっくり聴きたくなるような詞まで様々で、桜井和寿の作詞センスは他の追随を許しません。

ここでは楽曲の中から特に歌詞が秀逸だと感じたものをご紹介します。

「常套句」

「常套句」は、2012年に発売された17枚目のアルバムである『[(an imitation) blood orange]』の4曲目に収録されている曲です。

常套句とは、同じような場面で使われる決まり文句のこと。
タイトルは聞き慣れない人も多いと思いますが、歌詞の内容は驚くほどシンプルで分かりやすいのです。

‘‘君に会いたい’’のような使い古された言葉でも、さらっと名曲を作ってしまうのはさすがとしか言い様がありません。

このアルバムが発売された頃のJ-POPの歌詞は、芸術的な表現よりも分かりやすい表現のものが好まれていました。「常套句」は、当時の流れを汲み取り「Mr.Childrenならこんな曲にするよ?」というメッセージが込められているように感じます(テレビ番組『関ジャム完全燃SHOW』でも同じようなことが語られていました)。

「HERO」

「HERO」は、2002年に発売された24枚目のシングルです。

この曲の歌詞で印象に残っているは、1番のBメロ。

‘‘愛すべきたくさんの人たちが僕を臆病者にしてしまったんだ’’

当時中学生だった僕はいまいちピンときませんでしたが、大人になり妻や子供がいる今では、この歌詞の意味が分かる気がします。

「himawari」

「himawari」は、2017年に販売された37枚目のシングルで、映画『君の膵臓を食べたい』の主題歌でした。

本作は、映画のために桜井によって書き下ろされたものです。
映画の内容とリンクし、さらに桜井の解釈が込められた歌詞は鳥肌。

‘‘優しさの死に化粧で笑ってるように見せてる’’
‘‘暗がりで咲いてるひまわり 嵐が去ったあとの陽だまり’’

所々で韻を踏みつつ心に突き刺さる歌詞は、もはやアートの領域ですね。

魅力2.耳から離れないメロディ

Mr.Childrenは、メロディも素晴らしくバラエティに富んでいます。
実は、桜井自身が鼻歌で作曲しているのだとか。
鼻歌で作る理由は「ギターを弾く時の手癖に支配されないため」だそうです。

「掌」

「掌」は2003年に発売された25枚目のシングル。
実は僕がMr.Childrenの中で初めてきちんと聴いた曲です。

コード進行はほぼずっと「Am→FM7→G→C」で、全編通して大きな動きはありません。

しかしサビのメロディがなぜか印象に残り、メッセージ性の強い歌詞との相乗効果によって、1度聞いたら忘れないような楽曲となっています。

「足音 〜Be Strong」

「足音 〜Be Strong」は、2014年に発売された35枚目のシングルです。
映画にもなったテレビドラマである『信長協奏曲』の主題歌だったため、知名度は高いでしょう。

この曲はAメロから爽やかなメロディが続くのですが、サビはとてもシンプルかつ力強いメロディとなり、聴く人に未来へと歩き出すパワーを与えてくれます。

ちなみにこの曲は、桜井が苦労に苦労を重ねて作った曲で、やっと書き上げた曲をボツにして新たに書き直されて完成しました(さらにちなみにその時にボツになった曲は、歌詞を書き換えて「Starting Over」となりました)。

「ファスナー」

ファスナーは、2002年に発売された10枚目のアルバム『IT’S A WONDERFUL WORLD』に収録されてます。
桜井がスガシカオを意識して作った歌で、本人と共演しこの曲を演奏したこともあります。

何がすごいって、他人の作風を意識しながら自分の作品に落とし込んでいるところ。
また、キーはGメジャーなのですが、所々dimやE♭7といった変則的なコードを入れていて、世界観が独特です。

桜井和寿はこの曲を、全体的に気怠そうな感じで歌っており、1度聴いたらクセになること間違いなしです。

魅力3.こだわり抜かれたアレンジ

Mr.Childrenの楽曲は、ほぼ全てバンドメンバーと編曲家の小林武史によるもの。
特に小林が演出するストリングを中心とした編曲は、芸術としか言いようがありません。

また、バンドで演奏を繰り返してアレンジを決めていくこともあり、桜井が最初に作ったものから大幅に変わる場合もあるそうです。

「エソラ」

「エソラ」は、2008年に販売された15枚目のアルバム『SUPERMARKET FANTASY』のリードトラックです。

アレンジはポップで壮大。
イントロを聴いただけで、このアルバムの中で特別な存在であると分かります。

元々は別のアレンジが施されていましたが、ラジオから流れた「君の瞳に恋している」を聴いて感銘を受けた桜井がポップなアレンジに修正したのだとか。

バックでパーカッシブに弾かれているアコギもとにかくカッコいい!
アコギで弾く時はカポを3フレットに装着すると、Cメジャーのフォームで簡単に弾けるようになります。

「終わりなき旅」

1998年に発売された15枚目のシングルです。
バンド編成にストリングスを加えただけにも関わらず、ミスチル史上最高といっても過言ではないほどの壮大な曲になっています。

特徴的なのは、転調に次ぐ転調! 数えた限りでは9回転調しています。

転調は大サビやBメロ、Cメロなどで行われる場合が多いのですが、ほとんどの場合で曲中に1回ほどです。
それに比べると「終わりなき旅」の転調の回数はほかの楽曲の比ではありません。
特に大サビへにかけての盛り上がりや高揚感は、唯一無二です。

魅力4.桜井和寿の声

ヴォーカルの桜井和寿、実は声の振り幅がすごいのです。

ある時は優しく歌い、またある時は、子供のような声で叫びそしてある時は、獣のようにシャウトする。

色々な表情を持つ歌声も彼の魅力でしょう。

「フェイク」

「フェイク」は、2007年に発売された30枚目のシングルです。

打ち込みを取り入れたロック・ナンバーであるこの曲は、桜井によるコーラスワークがとにかく素晴らしい!
特にサビは、オクターブ・ユニゾン(主旋律とその1オクターブ上)を基にコーラスが構成されており、立体感があって聴き応え満載です。

「フェイク」の歌詞は、人間の内面や本性を表したもの。様々なコーラスを入れることでアレンジ的にも人間の裏表や多面性を表現しているように感じられます。

「REM」

「REM」は、2013年に発表された配信限定シングルで、フェイクよりもさらに過激なロック・ナンバーです。

この曲の特徴は、何と言っても桜井和寿のシャウト! そしてシャウト!! こんなにシャウトしながら歌っている楽曲はほかにあるのでしょうか?

デビューから20年以上経過して発表された曲にも関わらず、さらに新しい一面を見せられる彼の引き出しの多さに脱帽です。

「口笛」

「口笛」は、2000年に発売された18枚目のシングルです。

ラブソングの王道とも言えるような曲で、桜井の歌声もとても爽やか。
聴き終わったあとは、とてもハッピーな気持ちになれます。

魅力5.確かな演奏技術

ミスチルはライブの演奏技術も確かなもの。
CDの音源に+αのアレンジが施されているだけでなく、メンバーの正確無比な演奏技術と、口パクなんじゃない? と一瞬疑いたくなるような桜井の完璧な歌唱も魅力的です。

「HANABI」

「HANABI」は、2008年に発売された33枚目のシングルです。
イントロが印象的なだけでなく、Cメロから大サビにかけての盛り上がりがとにかく最高です!

「HANABI」はライブにおいて、半音下げのCメジャーで演奏されることが多かったのですが、近年は原曲と同じくD♭メジャーで演奏されています。

「Tomorrow never knows」

説明不要の名曲ですね。1994年に発売された6枚目のシングルです。
ミスチルは、過去の名曲も当時のままのキーで演奏してくれます。もちろんファンは毎回大喜び!

まとめ

今回は、僕が感じるMr.Childrenの魅力をご紹介しました。

何度も言いますが、今回ご紹介した内容は僕の主観です。
人によって好きなポイントは異なります。

Mr.Childrenをあまり聴いたことがないという方は、ぜひ聴いてみてください。
最近はサブスクリプションでもミスチルの楽曲が解禁されているため、気軽に聴くことができますよ。

小林だいさく