エレアコを再定義!「LAVA ME 2」は最新テクノロジーの塊!

エレアコを再定義!「LAVA ME 2」は最新テクノロジーの塊!

これまで僕は、収入のほとんどをアコギや機材に費やしてきました。
Martin(マーティン)「D-28』」や Gibson(ギブソン)「Humming bird」などを経て、現在はオーダーメイドのアコギを所有しています。
演奏はあまり上手な方ではありませんが、アコギについてはこだわりがある方です。

そんな僕が今回、musit経由で「LAVA ME 2」の実物をお借りし、実際に手に取って弾くことができました。
弾いてみて思ったことを、結論からお伝えしましょう。

欲しいです。とても良いです。重要なのでもう1回言います。

欲しいです。

今回は、そんな最新テクノロジーを搭載した、喉から手が出るほど欲しいアコギ・LAVA ME 2についてレビューしていきます。

「LAVA ME 2」とはどんなギター?

LAVA ME 2とは、LAVA MUSICという中国のギターメーカーが販売するエレクトリック・アコースティック・ギター。
LAVA MUSICのサイト(https://www.lavamusic.com/en)のデザインは、某カリフォルニアにある企業にそっくりのおしゃれなデザイン! とても先進的であり、ブランド力を感じます。

また、サイトデザインだけでなく、販売しているギターはどれも先進的な技術を搭載しています。

中でもエレクトリック・アコースティック・ギターに分類されているLAVA ME 2は、見た目が非常に特徴的です。

どうですか!? この近未来的なデザイン!
写真で見ると少しだけ安っぽく見えるかもしれませんが、実物はとても品質が高く、高級感があります。

ヘッドは、シンプルに「LAVA ME」と刻印されているのみ。ペグのデザインも小ぶりで実にシンプル。
ボディは全てカーボンファイバー製で、一般的なアコースティック・ギターと異なり、木材は一切使用されていません。

デザインも余計な装飾が省かれています。また、サウンドホールは胴体の中央ではなく、正面左上に位置しています。

ボディ背面部も、一般的なアコースティック・ギターのように継ぎ目がないのが伝わるかと思います。
また、ストラップピンが標準で備え付けられているため、新たに取り付ける必要はありません。

ナット幅は約42mm。標準的なアコースティック・ギターのナット幅が42.9mmであるため、他のアコギから持ち替えても、違和感を感じにくい所も魅力的。
ただし近年のマーティンやYAMAHA(ヤマハ)のアコギなど、ナット幅が44mm以上のアコギから持ち替えると、少し細く感じるかもしれません。

特徴的な外見をしているLAVA ME 2。
はたして中身はどのようになっているのでしょうか? そして、どのような特徴があるのでしょうか?

「LAVA ME 2」の特徴

本体に内蔵されたエフェクター

LAVA ME 2の最大の特徴は、「L2 FreeBoostシステム」の搭載により、アンプを通さずに生音で以下のエフェクトが楽しめる点です。

  • ディレイ:発した音から遅れて聴こえる音
  • リバーブ:発した音の残響音
  • コーラス:発した音と同じ音を重ねて厚みを与える

このようなエフェクト類は、通常プリアンプやエフェクター経由で通さないと出力できません。
しかし「LAVA ME 2」は、ギター本体からディレイやリヴァーブ、コーラスが聴こえてくるのです!

この点については正直驚きました。アンプを通していないにも関わらず、まるでライブのステージに立って弾いているような感覚が味わえたからです。

仕様としては、ヤマハのトランス・アコースティック・ギターに近いですね。
エフェクト類のツマミは以下のようになっています。

 

それぞれのツマミの役割は以下の通り。

  • 上:エフェクトの調節
  • 中:リバーブの調節
  • 下:ボリュームの調節

エフェクトは、本体内部のスイッチで「ディレイ」と「コーラス」のどちらか1つを選択します。

もちろん、シールドを刺してアンプやDIにも出力が可能。
ライブでも大活躍すること間違いなしです!

通常エレアコは、アンプからの音を良くしようとすると、生音が犠牲になってしまいます。エレアコの生音が良いと、アンプを通した時にハウリングが起こる可能性が高くなるからです。
そのため、アンプを通して出る音が良いエレアコはアンプがないと少し物足りなさを感じてしまいます。

ですがこのLAVA ME 2は、視点を変えてギター本体に音を増幅する装置やエフェクター類を搭載することで、アンプから出る音をギター本体からから出せるようにし、アンプを通さなくても本格的なサウンドが楽しめる優れ物。非常に優秀なエレアコなんです。

ミニギター

LAVA ME 2は、本体のサイズが小さいため、小柄な方でも扱いやすいギターです。

全長は594mmと、マーティンのミニギター「LX1E」とほぼ同じサイズ感。
加えて弦の長さが短いことで、弦のテンションが緩くなるため、アコギ初心者や、普段アコギに馴染みがない人、握力が弱い子供や女性でも押弦しやすくおすすめです。

また、ケース自体も小柄なだけでなく、背負えるセミハードタイプなので、本体の軽さも加わり持ち運びしやすいのも魅力的です。

カーボンファイバー製

一般的なアコギは木材でできているため、少しの湿度や温度の変化でチューニングや音色が変わってしまうデリケートなもの。一方、LAVA ME 2は温度については−20〜90℃、湿度は10〜90%と、多少劣悪な環境でも問題なく耐えられるほど頑丈にできています。

また、カーボンファイバー製のため、本体の重量も1.9kgと非常に軽量。
あまり軽くない、と思われた方もいるかもしれませんが、ハイテクのピックアップ・システムを含んだ重量であることを忘れてはいけません!

加えてネックの内部には、カーボンファイバーが2本追加で仕込まれているため、ネックが反りにくい点もメリットと言えます。

「LAVA ME 2」がおすすめな人とは?

上記でも軽く触れましたが、実際にLAVA ME 2はどのような人におすすめなのでしょうか?

アコギが気になるエレキ奏者

LAVA ME 2は、本体にピックアップが内蔵されているだけでなく、押弦もしやすいため、普段エレキギターをメインに弾いている人のアコギデビューにおすすめです。
特にアコギは、ボディとピックアップの組み合わせを選ぶのが意外にも難しく、自分に合ったものを選ぶのに時間かかることもあるでしょう。

しかし、このLAVA ME 2であれば、本体にピックアップシステムが内蔵されているため、時間をかけて選ばなくても誰でも手軽に高品質なサウンドを楽しめるんです!
もちろんプリアンプに接続して自分好みの音にすることも可能。まさに使い方は自由自在!

コスパの優れたエレアコが欲しい人

LAVA ME 2の価格は、だいたい10万円程度(2019年12月時点)です。ピックアップ込みでこれだけのクオリティであれば、間違いなくお買い得でしょう。
2本目を探しているけれど、やはりコスパを重視したいという人にもおすすめのエレアコです。

ミニマリスト

LAVA ME 2は本体もケースも小柄なため、移動時の荷物を少なくできます。
ピックアップシステムを本体に内蔵しているため、余程のこだわりがない限りプリアンプを持ち歩く必要はありません。

また、ピックアップは充電式なので、なんと電池すらも持っていく必要がありません!
所有物を少なくしたいミニマリストのアコギ奏者にもおすすめです。

LAVA ME 2があまり向いていない人

非常に優秀なLAVA ME 2ですが、全ての人におすすめできるわけではありません。

特に「アコースティック・ギターは木材から発せられる生音が全てだ!」という人には不向きであるといえるでしょう。なぜなら、ヴィンテージ・ギターが好きな人にとってはサウンドに物足りなさを感じる可能性が高いためです。

また、LAVA ME 2はカーボンファイバー製なので、木材と比べると音はどちらかというと硬くて冷たいのです。そのため、木材のような経年による音の変化は期待できない、ということも念頭に置いた上で購入を検討するのが賢明です。

まとめ

今回は、近未来的な魅力溢れるエレアコ、LAVA ME 2についてレビューしました。

アコギ大好きな僕の視点からすると、総合的に見て間違いなく買いです!
多くの方の要望を満たす、最先端のエレアコであると心底感じました。

お近くの楽器店で展示されている場合は、ぜひ一度試奏してみてください。

 

musit編集部からのお知らせ

Dandy Music Storeにて、LAVA ME 2販売中です!

小林だいさく