所持機材随筆。その2
ASTRAの超ド級スーパーウルトラハイパーミラクル天才ギタリスト、HIBIKIです。
高校生くらいの時、最強のクリーンブースターってなんだろうとずっと考えてました。
当時たどり着いた結果は【原音に影響を及ぼさず、ピュアにボリュームだけブーストしてくれるもの】という、
ごくありふれたものでした。
今回は、そんなことを考えていたHIBIKI少年の試行錯誤をご紹介。
【BOSS LS-2 Line Selector】
<以下スペック>
- AループとBループの独立したボリュームツマミ
- 6種類のモード切替えツマミ
- Input・Output端子
- それぞれ2つずつ搭載されているSend・Return端子
さらに電源もOut端子が搭載されており、
デイジー・チェーン・タイプの電源コードを繋げばパワーサプライとしても使える、かなり多機能なエフェクターです。
ボリュームツマミの可変域は-∞~+20dbあり、MAXまで回すとかなりブーストしてくれます。
おそらく12時方向が±0dbかと考えられます。
当時の僕は【A←→Bモード】を使って、ボリュームブースターとして機能させておりました。
Input・Output端子にそれぞれギター(エフェクター)側、アンプ側のシールドを挿し、どちらかのボリュームツマミを12時方向に設定、そしてもう一方のボリュームツマミを任意のボリューム(もう片方よりは上げておく)を上げてスイッチを踏むと・・・
あら不思議、ちゃんとボリュームが上がってくれます。
ちなみに本来のLS-2の用途として使う際に、
AループorBループにそのままエフェクターをつなごうとすると、
パッチケーブルが交錯してしまい、ノイズ源になりかねません。
なので個人的にモディファイとして裏のふたをあけて、
Send・Return端子を物理的に入れ替えて使っておりました。
ビニールテープはこれを忘れないために貼っていたんですね。
これ結構いいよ。是非とも参考にしてみてね!って書こうと思ってたんですが、中で配線がごちゃごちゃになってしまっているので、ここでもう既にノイズ源になってないかなって書いてるときにふと思いました。
総括
これはあんまり使ってませんでしたね。マジで2か月もボードに入れてた記憶が無いです。
でも物自体はすごく良いです。これがあるだけで、やれることの幅はグッと広がります。
それでも使われませんでした。
これの入手後すぐに当時最強のブースターを発見し、そして作ってしまったので……。
という訳で今回はここまでです。
また次回。
HIBIKI
