ダークグラス・エレクトロニクスから「MICROTUBES 500 V2」登場

ダークグラス・エレクトロニクスから「MICROTUBES 500 V2」登場

先日、フィンランドのメーカー・Darkglass Electronics社の小型ベースアンプヘッド「MICROTUBES 500」のアップグレードバージョンとなる、「MICROTUBES 500 V2」が発売されました。

大きなお弁当箱のようなサイズ感で、なんと500Wとダイナミックな大出力。さらに、各種豊富なOUTPUTで、これ1台あればライブからレコーディングまでなんでもできてしまいそうです。

Darkglass Electronicsとはどんなメーカー?

Darkglass Electronics社は2009年に創設された、ベース用アンプ及びエフェクターメーカー。

全ての製品はフィンランド国内にてハンドメイドで製作されており、プレイヤーに寄り添った使用しやすいフォーマットと高いクオリティから人気のブランド。比較的若いメーカーながら国内外でも瞬く間に注目を集め、多くのベーシストから支持されています。

また、過去に「Microtubes」「B7K」、「ALPHA・OMEGA」などの名作を生んだメーカーでもあります。

サイズ感からは予測できないマルチな機能搭載

このお弁当箱ぐらいの大きさの中に、コンプレッサーやグラフィックイコライザー、マイルドなオーバードライブからハイゲインサチュレーションまで、幅広い音作りができる「Microtubes Engine™」が入っているため、スタジオやライブの際はこれ1台でOK。現場に置いてあるキャビネットやミキサーに繋げば、どこでも自由に自分の好きなサウンドを鳴らすことができます(キャビネットやミキサーに繋いだ際の音色の変化は、グラフィックイコライザーで補正可能です)。

サウンドはDarkglass Electronicsらしいロック向けのクリーンチャンネルと、2種類のオーバードライブエフェクトが特徴の歪みチャンネルを、ボタン1つで簡単に切り替え可能。歪みチャンネルに搭載されている「B3K」 モードは、アグレッシブでパーカッシブな粒の細かい歪みサウンドになり、「VMT モード」では、より暖かみのあるサウンドを鳴らすことができます。

ちょっとしたバックなどに入れて、どこにでも自由に持ち運べそうなサイズ感。それなのに、大きさに劣らないマルチな機能が魅力的ですよね。

豊富な入出力類

「MICROTUBES 500 V2」は、そのサイズ感や豊かなサウンドを鳴らせるだけでなく、様々な入出力類がある点も魅力的です。

キャビネットに繋ぐスピーカーアウト

練習スタジオやライブハウスに置いてあるヘッドアンプをMICROTUBES 500 V2に替えてキャビネットに繋げば、どこでも自分で作ったサウンドを出すことができます(低音を鳴らした時の振動で抜けにくいスピコンジャックを採用)。

ミキサー、マイクプリアンプ、オーディオインターフェイスなどに繋げるDI OUT

ギターの場合はフィードバックやハウリングも音色の1つ。そのため、基本はキャビネットに繋ぐのをおすすめしています。しかし、、ベースの場合は芯のある低域が欲しいので、あえてキャビネットに繋がずDI OUTから直接PA卓のミキサーに入れた方が音作りがしやすくなります。また、ライブハウス側もバランスがとりやすいのでおすすめです。

同じように、オーディオインターフェイスやMTRなどに直接繋いでレコーディングすることもできます。

センド/リターン

センド/リターンを使うと、音作りをしたプリアンプ部の後ろに空間系のエフェクターをかけたり、出力が足りない時にリターン端子から別のパワーアンプに通せたりできます。

練習などに役立つヘッドフォンアウト

バックステージでのストレッチを兼ねた練習や、マンションでの夜間練習など音が出しにくい環境でも、ヘッドフォンアウトが搭載されているので、ヘッドフォンさえあればどこでも練習ができます。

AUX IN端子も搭載されているため、外部からiPhoneやウォークマンなどのミュージックプレイヤーを繋ぎ、その音源と一緒にセッションする…なんて使い方も可能。

さらにDI OUT、ヘッドフォンアウトにはオン/オフが可能なキャビネット・シミュレーターが搭載されているので、使い勝手の良さは抜群です。

USB

PCやMacにUSB ケーブルで接続し、 Darkglass Suiteソフトウェアをダウンロードして起動すると、コンプレッサーの細かい調整や、インストールするキャビネット IRデータの選択、コントロールが可能となります。

まとめ

近年、小型ベースアンプヘッドは各種メーカーから続々と発表されています。ですが、Darkglass Electronics社のMICROTUBES 500 V2」は、このサイズでライブからレコーディングまで使えて、実勢価格も9万円前後。そのためコストパフォーマンスとしてはかなり優秀でしょう。

またコンプレッサーやオーバードライブ、プリアンプなどとあれこれ地道に揃えるよりも、これ1台を購入して完結させてしまえば、どこでも自分のサウンドが出すことができるため、一気に幸福度が上がりそうな気がします。笑

もちろん、せっかく背面にセンド/リターンも搭載されてるので、こちらにモジュレーション系やディレイ、リヴァーブと言った空間系のエフェクターを繋いで使うことも可能です。

 

それでは皆さま、良い音楽ライフを。

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