自宅で本格ギター練習!ハイクオリティな小型アンプ 【Roland JC-22 / Marshall DSL1C】

自宅で本格ギター練習!ハイクオリティな小型アンプ 【Roland JC-22 / Marshall DSL1C】

ギタリストの皆さんは、ギターアンプと言われてどのメーカーを思い浮かべますか?
きっと楽器を持っている多くの人は、国内数多くの練習スタジオやライブハウスに置いてある『Roland JC-120』、もしくは『Marshall JCM-2000』を思い浮かべるのではないでしょうか。

しかしどちらもサイズが大きく、値段も張るため、自宅に導入したいと思ってもなかなか難しいですよね。

そこで今回の記事では、自宅に設置しやすい上にハイクオリティな小型アンプ、Roland JC-120のコンパクト版『Roland JC-22』と、Marshall JCM-2000のコンパクト版『Marshall DSL1C』をご紹介します。

①独自の空間合成コーラスが魅力の『Roland JC-22』

Roland JC-22は、1975年に‘‘Jazz Chorus’’の名でデビューしたアンプ『Roland JC-120』のコンパクト版。Roland JC-22は、JC-120の持ち味であるクリスタルクリーンサウンドや、エフェクターと相性抜群のワイドレンジな特性、さらに世界初のコーラスエフェクトとなった‘‘空間合成コーラス’’をそのまま受け継いでいます。そのため、名前の通りジャズはもちろん、エフェクターを使用すればロックまで、幅広く使いこなせるギターアンプです。

ギタリストの布袋寅泰さんもBOOWY時代に愛用していたので、当時のライブ映像を観ればその音の良さが分かるかと思います。

(画像出典:roland.com© 2021 Roland Corporation)

 

JC-22はJC-120のデザイン性もしっかりと踏襲しているだけでなく、ステレオアンプなので、部屋全体に音が綺麗に広がってくれます。また、コーラスとリバーブは別売のラッチスイッチを購入すれば手軽に切替可能。エフェクトループも搭載しています。

JC-22よりも大きな音を鳴らしたい!という方は、JC-22とJC-120の中間をとった『JC-40』もありますよ。

②コンパクトな真空管アンプ『Marshall DSL1C』

Marshallといえば、エントリーモデルからプロユースまで、幅広い価格帯のアンプを販売しているメーカーです。
Rolandとは違い、時代やコンセプトによって類似モデルが複数販売されているのですが、今国内で最も多く使われているのが『JCM-2000シリーズ』なんです。

JCM-2000の‘‘2000’’とは、2000年代を象徴するモダンハイゲインなサウンドから名付けられたもの。このJCM-2000シリーズの小型版として発売されたアンプが、Marshall DSL1Cです。

(出典:Marshall© YAMAHA MUSIC JAPAN CO.,LTD)

DSL1Cは、JCM-2000のDNAをパーフェクトに引き継いでおり、プリアンプとパワーアンプ部分に真空管を使用したフルチューブアンプであるほか、クリーンと歪みのフットスイッチ付属の2チャンネル仕様。さらに、音量を0.1Wまで下げられるLOW Powerスイッチも搭載しています。

自宅でも気兼ねなくフルチューブアンプでギターを鳴らせるので、より本格的な音を求める人には打ってつけのアンプですよ。

一点だけ惜しいところを挙げるならば、バックパネルの‘‘EMULAED OUT’’が外部アウトになっているため、ヘッドホンを繋いでいてもスピーカーから音が出てしまう点。バックパネルのスピーカーアウトのケーブルを抜き、スピーカーをミュートすることもできますが、真空管アンプの場合は故障の原因にもなりかねないので注意しましょう。

ですが、その他の機能面に関しては初心者からプロまで幅広く使える仕様のため、上記の点だけ妥協できる方であれば長く使えるアンプであることは間違いないでしょう。

コラム:トランジスタアンプと真空管アンプの違い

一般的にはトランジスタアンプの方が、真空管のようにへたりや偏りが少ないので、耐久性と性能は高いと言われています。また、近年は技術の向上により音質も向上しているので、様々なギタリストから重宝されています。

一方、真空管アンプはトランジスタアンプとは異なり、物理的にも大きく熱を発するため、定期的なメンテナンスや真空管の交換などを行いながら使っていく必要があります。

それでもなぜ真空管アンプが多くのギタリストに好まれるかというと、真空管特有の温かみのあるサウンドや、歪感とクリーントーンの境界線が曖昧なため、入力のレベルとピッキングの強さで音色が変化がつけられるところでしょう。もちろん、個人によって音の好みは異なりますが、より豊潤でハイクオリティなサウンドを求めるのであれば、筆者も真空管アンプをおすすめします。

まとめ

以前ご紹介したYAMAHA THR10IIシリーズなどのように、真空管アンプのサウンドをデジタルで再現してるアンプや、反対にJCシリーズのような安定感のあるトランジスタのクリーントーンをウリにしているアンプもあります。どちらを選ぶかは実際に試奏してみて、用途と好みで選びましょう。

シンプルにMarshall DSL1Cにオーバードライブを繋いでロック系のサウンドにするか、Roland JC-22にエフェクターを使ってマルチな演奏ができるようにするか、まずはスタジオで思い切り鳴らして聴き比べてみるのも良いかもしれません。

個人に合わせた楽しみ方で、是非充実した音楽ライフを楽しんでみてくださいね。

 

それでは皆様、良い音楽ライフを。

 

 

ヘッダー画像出典:©︎フリー素材ぱくたそ(https://www.pakutaso.com/20111258358post-1032.html

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