Helsinki Lambda Club、9/29に配信シングル「Inception (of)」リリース。PEAVIS、CHAIら迎え制作

UK.PROJECT所属の国内オルタナティヴ・ロック・バンド、Helsinki Lambda Clubが9月29日に3曲入りの配信シングル「Inception (of)」をリリースする。

本作のアートワークからも読み取れるように、1曲目に収録されている「GNIBNⅡ（feat. PEAVIS, CHAI）」は2019年12月にリリースされたシングル「Good News Is Bad News」の続編として制作された楽曲。「Good News Is Bad News」ではバンドの初期サウンドを思わせる原点回帰的なサウンドが目立ったが、今回の「GNIBNⅡ（feat.PEAVIS,CHAI）」では一変してサイケ感のあるメロディ（「Good News Is Bad News」の繰り返されるリフを分解したものだという）とヴォーカル・橋本の滑らかな日本語ラップが印象的だ。加えて、橋本と高校時代の同級生であり今年8月にラッパー・Rin音とのコラボ曲「Last Dance feat.Rin音」をリリースしたばかりのPEAVIS、またFUJI ROCK FESTIVAL ’21への出演も記憶に新しいCHAIのマナとカナを迎えて制作されたことにより、彼らが根幹に持っているロック・サウンドの領域から他ジャンルへのアプローチが垣間見られる作品となっている。

なお、同楽曲は今月8日より各種ストリーミング・サービスにて先行配信中。合わせてティーザー映像も公開されている。

PEAVIS、マナ／カナ（CHAI）のコメントは以下の通り。

‘‘中学の同級生の薫と2021年に一緒に曲作るとか想像してなかったから嬉しいです！
昔からストリートカルチャーに詳しくて、カラオケ行ったりスケボーしたの思い出す…
お互い違うジャンルに進んだけど、今こうして交れてよかった！
いい曲ができました！’’－－PEAVIS

‘‘初めてデモ聴いたときに、「え、このラッパー誰なの〜？ちょーかっこいいね！」から始まったよ♡
このラップ歌ってるのが、かおるさんだなんて本当にびっくりするぐらい、また新しい顔だったんだよね。
ギターのキャッチーなフレーズも最高だし、PEAVISのラップもかっちょいー！！！
この夏にも、夏の終わりにも、ドライブにも、大好きな人と大好きな時間を過ごす時も、リラックスしたい時も、聴きたくなる曲♡
ヘルシンキ、ありがとうだいすきだよ♡！！！！！！！’’－－マナ／カナ（CHAI）

また、同シングル2曲目には現在TikTok上で中南米諸国を中心に爆発的な広がりを見せている、群馬県桐生市の2人組ユニット・どんぐりずがフィーチャリングされている。今年3月にTOKIO TOKYOでのこけら落としイベントにて2マンを成功させた両者によるコラボレート、さらには昨年リリースされたアルバム収録曲「眠ったふりして」のFrascoによるリミックス・ヴァージョンも収録…と、3曲入りの配信シングルながら非常にボリューミー、またも良い意味でリスナーの耳を裏切ってくれる作品であることは確約されていることのように思える。