3年ぶり!Snail Mail、待望の2ndアルバム『Valentine』を11/5にリリース
アメリカ・ボルチモア出身のリンジー・ジョーダンによるソロ・プロジェクト、スネイル・メイル(Snail Mail)がついにカムバック! 2018年の1stアルバム『Lush』以来、約3年ぶりとなる新作アルバム『Valentine』を《Matador Records》より11月5日にリリースする。
これに先駆け、タイトル・ナンバーとなる新曲「Valentine」が9月15日に配信された。同時にMVも公開されたが、まさかの年齢制限が設けられる仕上がりに。監督を務めたのは、フォクシングの元メンバーであるジョシュ・コル。
「Valentine」は、The Japanese Houseさながらのドリーミーなシンセ・サウンドで幕を開け、サビで一気にエモーションを解放する1曲。ヴォーカルも幼さが残っていた『Lush』と比べて深みを増しており(前作リリース時は若干18歳だった)、3年という期間の長さと彼女の成長ぶりを如実に物語っている。
それにしても、「Valentine」というタイトルからはマイ・ブラッディ・ヴァレンタインを想起せずにはいられない。かつてリンジーはフェンダーの「Under The Influence」にて、同バンドへの愛を語っていた。
思えば、『Lush』というアルバム・タイトルも同名のシューゲイザー・バンドを連想させる。サウンド面での影響はもちろんだが、これも彼女なりのシューゲイザーへの愛ではないだろうか。
なお、『Valentine』は2019年から2020年にかけて制作されたという。プロデュースは、Megafaunやボン・イヴェールなどを手掛けたことでも知られるブラッド・クックと共同で行った。
本作について、リンジーは以下のようにコメントしている。
“I wanted to take as much time as possible with this record to make sure I was happy with every detail before unleashing it unto y’all”
(私はこのレコードにできるだけ時間をかけて、皆さんに披露する前にすべてのディテールに満足していることを確認したかったの。)
“Referring to the process as the deepest level of catharsis and therapy I have ever experienced would be a huge understatement. Valentine is my child!”
(控えめに表現して、このプロセスは私がこれまで経験した中で最も深いレベルのカタルシスとセラピー。『Valentine』は私の子供よ!)
現在、公式サイトでフィジカルやマーチのプレオーダーが開始。また、2021年11月から2022年5月にかけてアメリカやヨーロッパを巡る大規模なツアーの予定も告知されている。
RELEASE
Snail Mail『Valentine』

Label – Matador Records
Release – 2021/11/05
Song List:
1. Valentine
2. Ben Franklin
3. Headlock
4. Light Blue
5. Forever (Sailing)
6. Madonna
7. c. et. al.
8. Glory
9. Automate
10. Mia
※各種配信のプレセーブ、及びフィジカルのプレオーダーは下記リンクより
https://snailmail.ffm.to/valentine.owe
musit編集部




