《THE FIRST TAKE》の魅力を語らせてくれ
年が明けてもステイホームな世の中、私たちの生活を潤してくれるのは様々なエンタメコンテンツ。
中でも、音楽の力というのは偉大なものではないでしょうか。
かくいう私はここ半年ほど《THE FIRST TAKE》にハマりまくっております。
今日はその魅力を存分に語らせてくれ~!
記事の最後にはおすすめ動画も紹介しますよ!
THE FIRST TAKEって何?!
シンプルな動画タイトルに、統一性のあるサムネイル。《THE FIRST TAKE》は「一発撮り」をコンセプトにしたYouTubeチャンネルです。
登録者数300万人越えと、その支持数は絶大!
白いスタジオにマイクが準備されており、様々なアーティストの緊張感あふれるパフォーマンスを記録したコンテンツとして設計されています。
今話題の人気グループから「この人が出るの?!」という意外なアーティストまで、幅広く楽しめるのも本チャンネルの注目点。「楽曲を届ける」というシンプルさの中にも視聴者を飽きさせない工夫が成されています。
《THE FIRST TAKE》が支持される3つの理由
①「一発撮り」というパッケージの緊張感
テレビからYouTubeへとエンタメのフィールドが広がり、視聴者は台本通りの「作られたもの」から、より「リアルなもの」への視聴意欲が高まるようになりました。
トラブルやハプニングがあっても1回切りのパフォーマンス。そんな緊張感のある場面も見所の1つ!
例えば、石崎ひゅーいによる「さよならエレジー」では演奏中にピックを落としてしまい、それを拾うまでにできた間が意図せず格好良すぎる…。
一発撮りだからこそ、アーティストのレアな一面が見られるのも魅力です!
②「歌唱前の姿が気になる!」な覗き見感
動画は歌唱のみではなく、歌唱前にマイクに向かってコメントをしたり発声練習を行ったりするなど、アーティストそれぞれの自然体な姿も記録されています。
中には直前まで緊張を隠しきれない場面もあり、普段のクールな姿とのギャップを感じられるかも?
BiSHのアイナ・ジ・エンドによる「オーケストラ」では歌唱前にグループのメンバーの名前を1人ずつ挙げ、物の見事にオタク心をくすぐってくれました。
そして、いざ歌唱という場面でスイッチの入った「プロの顔」には痺れます!
表情がガラリと変わる瞬間に引き込まれてしまうこと間違いなし。
③「次呼ばれるアーティストは誰!?」のワクワク感
こんな一風変わったシチュエーションだからこそ、ファンとしては、ぜひとも推しの姿が見たいもの。
《THE FIRST TAKE》では公式サイトやTwitterで次回予告などの発信をしていないため、次にどんなアーティストが来るのか?!というワクワクを楽しむことができます。
最新動画がアップされる瞬間にTwitterが盛り上がる!
あなたの推しが呼ばれる日も遠くないかも?!
ちなみに私はグループ魂「君にジュースを買ってあげる♡」がアップされたとき、「令和ですが?!?!?(歓喜)」と叫びました。
活躍中の音楽ライターにおすすめ動画を聞いてみた
今回は私みくりやが、音楽をフィールドに活躍するエンタメライターにお願いをして、《THE FIRST TAKE》のおすすめ動画をチョイスしていただきました!
この方々が推す1曲にハズレはない!
満島エリオさん
選んだ曲:秋山黄色「モノローグ」
コメント:「THE FIRST TAKEってアーティストの緊張感が画面から伝わってくるのが醍醐味のひとつだと思うんですが、この「モノローグ」は声が上ずったり、力が入りすぎてぎこちなくなる瞬間があって、それが秋山黄色がいかに1音1音丁寧に歌っているかを物語っていてめちゃめちゃ「イイ」です。」
松本侃士さん
楽曲:adieu「ナラタージュ」
コメント:「ミュージックビデオよりもリアルに、ライブよりも鮮明に、生のパフォーマンスを高い解像度で届けるTHE FIRST TAKEの原点にして、1発勝負のスリリングな魅力が凝縮された1本だと思います。」
みくりやが選ぶ《THE FIRST TAKE》3選
最後に、私みくりやが「再生回数のうち100回は私が再生してるのでは?!」と思うマイ・フェイバリット・動画を選びました。
あなたのお気に入りと合致すると、嬉しいことこの上ないっ!
①ずっと真夜中でいいのに。「秒針を噛む」
人気の衰えるところを知らない、ずっと真夜中でいいのに。通称「ずとまよ」の代表曲。ACAねさんのヴォーカルがまっすぐに刺さります。
②Creepy Nuts「かつて天才だった俺たちへ」
いまや人気の留まるところを知らないCreepy Nuts。
歌唱直前までいつもの調子でわちゃわちゃ……と思いきや、いざ始まるとガラッと真剣な表情に! ズルい! かっこいい!!
③女王蜂「火災」
THE FIRST TAKEの数ある動画の中で最も圧倒されたのがこちらの動画。
華美でないスタジオというシンプルなシチュエーションが功を奏し、アヴさんの表現力が存分に発揮されています。
* * *
歌唱力や演奏技術をどれだけでも誤魔化せてしまう今だからこそ、《THE FIRST TAKE》による「本物」への向き合い方に覚悟を感じます。
もう既にTHE FIRST TAKEを楽しまれている皆さんも、これから楽しむ予定の皆さんも、
もう少しだけ続くステイホームな毎日を音楽で彩ってみませんか?
* * *
◯協力
・満島エリオ
Twitter:https://twitter.com/erio0129
・松本侃士
Twitter:https://twitter.com/tsuyopongram_
みくりや佐代子
