【編集部便り】『魔女の宅急便』が贈る温もりと冬の感触
musit編集部と所属ライターが不定期で更新するコラム・雑談・近況報告。ライターのプライベートや編集部の裏側が見えたり、見えなかったり…。
『魔女の宅急便』が贈る温もりと冬の感触
◯文=安藤エヌ
今週の編集部便りを担当する、安藤エヌです。
前回に続き映画の話になるのですが、最近夜になると『魔女の宅急便』を流しながら寝ています。あの映画、本当にすごいんです。子供はもちろん大人でも楽しめるし、毎回新しい発見があって、観ていて全く飽きません。本作がなぜこんなにも心を惹き付けるのか、その理由について考えたコラムを執筆する予定なので、公開されたらぜひ読んでもらいたいです。
最近といえばストレスから少し体調を崩してしまい、このまま家にいてもな……と思い近所を散歩しながら『魔女の宅急便』のサントラにある「晴れた日に…」を聴いた日、とても心が穏やかになったのを覚えています。
空から舞い落ちる落ち葉と、さわさわと風に揺れる大きな木。そして夕暮れという時間も合わさって、日々忙しくしていると忘れがちになってしまうゆとりを思い出すことができました。
もしかしたら映画というのは心の薬なのかもしれません。温かく包み込んでくれる毛布のような存在……それが私にとっての映画なのだな、と改めて感じました。心に余裕がなくなった時、どこかがちくりと痛む時、ベッドの上でぼんやり映画を観る時間を大切にしたいと思います。
編集部・對馬より
12月に入って、Spotifyで1年の間に聴いた音楽が「Spotifyまとめ」として集計されたわけですが、トップ5が全てdowntでした。しかも最新作ではなく、全部セルフ・タイトルの1stアルバム『downt』収録曲。確かに通勤BGMとしてめちゃくちゃ聴いてましたね。本当にお世話になりました。最新作の『SAKANA e.p.』はレビューも書いたので良かったら読んでください。
最近は色々とキャパオーバー気味で、働き方改革の真逆を行ってる気もしますが、なんとか2022年を締め括れそうなビジョンが見えてきました。ZINE『(W)AVE』だったり、YouTube番組『musitTV』だったり、そこから派生したライブイベント『Branch』だったりと、この1年間の集大成的なコンテンツが色々出ます。何か1つでも気にかけていただけると嬉しいです。
▼12/17(土)に開催される『Branch』の出演者を集めたプレイリストを作成しました。聴いてみてください!
* * *
・日常という名のミュージカル──シンリズム『Música Popular Japonesa』
・【紀行】編集部・對馬の北海道出張 part.2/駿河屋ディグとサケの聖地
・絶望に突き落とされた私たちを更生する「ここではないどこか」──syrup16g『Les Misé blue』
musit編集部




