【金曜日の編集部】2021年12月24日

【金曜日の編集部】2021年12月24日

musit編集部による今週の振り返り。フライデー・ナイトに繰り広げる内省以上/酔いどれ未満。

PLAYBACK

編集部・翳目より

12月はオリジナルZINE『(W)AVE』の販売開始や『musitTV』の収録、取材や原稿編集…と「師走」の言葉通りに忙しなく走り回っていました(今も)。なので正直年末の実感がないというか…。

今週水曜日は、3回目となる渡辺樹莉ちゃんの取材を実施。同じアーティストさんに複数回取材を行うことは滅多にないのですが、「また会えて嬉しいです!」と仰っていただき嬉しさ倍増。しっかり2時間分、今年一年の総括と来年の抱負を語ってもらいました。樹莉ちゃんの今年の自己評価は100点中何点でしょう……? 公開は来年1月を予定。お楽しみに。

また同じく水曜日、butohesのFgさんによるGRAPEVINEの「Gifted」とBE:FIRSTの「Gifted.」、2つの楽曲を歌詞の面から考察する記事を公開。作詞を含め、音楽に携わっている方の音楽記事は(例え同じ楽曲を聴いていても)物の見方や解釈が真髄まで迫るようで大変興味深く、また言葉の選び方や表現の面でも丁寧さが垣間見え、編集をしながらも参考になる点ばかりでした。

最後に少し早いですが、今年の振り返りとご挨拶を。
編集部が2人体制になって色々と試行錯誤を重ねながら運営を行ってきた一年でしたが、企画や取材・寄稿を含め、所属ライターの方はもちろんのこと、様々な方にご協力いただいたお陰で何とかやり切ることができました。私自身、色々な方の原稿を読んだり現場に行ったりする機会も昨年より遥かに増え、自分の苦手分野や足りない点に気づかされた年でもありました。ですが「誰でもライターになれる時代」だからこそ、自分たちでしか為せないものを今後も生み出していけたらと。もう既に来年計画していることもいくつかあります。来年も「musit」をよろしくお願いします。

WEEKLY COLUMN

思い出のクリスマス

◯文=すなくじら

こんにちは。musitでライターとして映画音楽を中心に記事を書いています、すなくじらです。

先週は『ダンサー・イン・ザ・ダーク』の4K公開記念の映画音楽の記事を、今週はクリスマスに向けて『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』でお馴染みのティム・バートン監督の最高の相棒とも言える作曲家、ダニー・エルフマンについての記事を公開させていただきました!

そして本日はクリスマス・イヴということで。みなさんいかがお過ごしでしょうか?

今から7年前のクリスマスの話になりますが、ちょうど六本木の森アーツセンターギャラリーで「ティム・バートンの世界展」がやっていて。わたしは当時高校生だったのですが、その年のクリスマスは特別な予定もなく(悲しいJKですよね笑)、なんとなくひとりで展示会まで足を運びました。

ティム・バートンが個人的に手掛けたプロジェクト約700点が初めて公開される歴史に残る展示だったんですけど、当時はほんとうに興味本位で、六本木のイルミネーションの中を掻い潜ってギャラリーまで行ったのを覚えています。

六本木からの帰り道、カップルの合間を歩きながら「人は圧倒的なものを目にすると言葉が出なくなる」という現象を噛み締めた思い出のクリスマスです。

ティム・バートンの作品って、みなさんご存知の通りとっても魅力的ですよね。

ただ、その魅力って「ユニークで独創的」な表面の特徴からくるものじゃなくて、キャラクターの孤独が描かれてるとか、それこそエルフマンの生み出す劇伴との完璧な世界観作りとか、いろんな要素が混ざって出来上がる魅力なんじゃないかなと、その時思ったんです。だからこそ、読んでくださる方にその片鱗が少しでも届いてくれたらいいなと思って、記事を書きました。

ちなみにわたしがティム・バートン監督の映画で一番好きな作品は『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』です。これから公開予定のNetfilx『ウェンズデー』は『アダムス・ファミリー』のウェンズデーにスポットを当てた作品とのことで、エルフマンの音楽含めて期待が高まります。

何はともあれ、みなさん楽しいクリスマスをお過ごしください。メリー・クリスマス!

musit編集部